一級小型自動車整備技能登録試験「実技」の合格率は91.6%|前年から12.2ポイント上昇
2026年9月8日、一般社団法人日本自動車整備振興会連合会(日整連)は、令和7年度第2回(第112回)自動車整備技能登録試験「一級小型自動車・実技試験」の結果を発表しました。
受験者535人のうち490人が合格し、合格率は91.6%でした。前年の79.4%から12.2ポイント上昇しています。
本記事では、今回の試験結果を前年と比較するとともに、実技試験の合格基準や合格者番号の確認方法、合格後に確認したい手続きを紹介します。


一級小型自動車の実技試験は490人が合格
令和7年度第2回自動車整備技能登録試験の一級小型自動車・実技試験は、2026年8月23日に実施されました。
日整連が公表した試験結果は、次のとおりです。

合格率は前年から12.2ポイント上昇
今回の合格率は91.6%となり、前年の79.4%から12.2ポイント上昇しました。
受験者535人のうち490人が合格しており、受験者の9割以上が実技試験を通過したことになります。
受験者数は63人減、合格者数は15人増
受験者数は前年の598人から535人へ63人減少しました。
一方、合格者数は475人から490人へ15人増加しており、受験者数が前年を下回るなかで合格者数が増えたことが、合格率の上昇につながりました。
申請者539人のうち535人が受験しており、受験率も前年の98.7%から99.3%へ上昇しています。
合格基準は40点満点中32点以上
一級小型自動車の実技試験では、総得点と各問題の両方に合格基準が設けられています。
各問題でも40%以上が必要
日整連の発表によると、実技試験の合格基準は、40点満点中32点以上です。
ただし、合計で32点以上を取るだけでは合格になりません。各問題の配点に対して、それぞれ40%以上の得点を取る必要があります。
そのため、特定の問題で高得点を取っていても、ほかの問題が40%を下回った場合は合格基準を満たせません。
試験は40分・4問
今回の実技試験は、合計40分、4問で実施されました。
試験では、次の分野に関する技能が確認されます。
- 基本工作
- 点検、分解、組立て、調整および完成検査
- 修理
- 整備用試験機、計量器および工具の取り扱い
一級小型自動車の実技試験は、学科試験の筆記試験と口述試験に合格した人が対象です。
問題用紙と留意事項も公開
今回使用された実技試験の問題用紙と留意事項は、日整連の公式サイトで公開されています。
問題用紙では、実際に出題された故障診断や測定、点検作業などの内容を確認できます。
今後、一級小型自動車の実技試験を受験する人にとっても、試験の出題形式や作業の流れを把握するための資料となります。
合格者番号と合格後の手続き
実技試験の合格者は、日整連や各地方自動車整備振興会が公表する受験番号から確認することができます。
登録試験の合格後は、自動車整備士の資格取得に必要な手続きも確認しておきましょう。
合格者の受験番号を公式サイトで公開
日整連の公式サイトでは、令和7年度第2回登録試験(第112回)の一級小型実技試験の合格者番号が公開されています。
受験番号は、受験地、登録試験の実施回数、試験の種類、個人番号を組み合わせた形式ですので、自身の受験票に記載された番号と照らし合わせて確認してください。
また、合格者の受験番号は、各地方自動車整備振興会でも掲示されています。
合否ははがきでも通知
登録試験の合否は、各地方自動車整備振興会から受験者へ、はがきでも通知されます。
公式サイトで合格者番号を確認した場合も、はがきに記載された今後の手続きや合格証書の受け取り方法を確認しましょう。
試験免除の有効期間は合格後2年間
自動車整備技能登録試験に合格すると、合格した種目について、自動車整備士技能検定試験が合格後2年間免除されます。
登録試験に合格しただけで、資格取得に必要な手続きがすべて完了するわけではありません。合格者は通知内容を確認し、期限内に自動車整備士技能検定の全部免除申請を進める必要があります。
申請方法や必要書類は、各地方自動車整備振興会や居住地を管轄する運輸支局で確認してください。
さいごに
令和7年度第2回自動車整備技能登録試験「一級小型自動車・実技試験」では、受験者535人のうち490人が合格しました。
合格率は91.6%となり、前年の79.4%から12.2ポイント上昇しており、受験者数は前年から63人減少しましたが、合格者数は15人増加する結果となりました。
実技試験を通過した人は、合否通知や合格証書の案内を確認し、資格取得に必要な申請を忘れずに進めてください。

