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2026年度 国内旅行業務取扱管理者試験の合格発表|合格率28.6%

Yoshiki

全国旅行業協会(ANTA)は2026年10月16日、2026年度(令和8年度)国内旅行業務取扱管理者試験の合格結果を公表しました。

今回の試験を受けた方は、合否に加えて科目別の得点や科目合格の有無も確認できます。

試験全体では不合格でも、国内旅行実務の科目合格によって翌年度の受験科目が一部免除される場合があります。

本記事では、2026年度の合格者数・合格率、前年との比較、合否結果の確認方法、合格発表後に確認したいことをまとめます。

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2026年度の合格率は28.6%

2026年度の国内旅行業務取扱管理者試験は、9月3日から25日までCBT方式で実施されました。

まずは全受験区分を合わせた年間の結果と、区分ごとの内訳を確認します。

前年より7.0ポイント低下

国内旅行業務取扱管理者試験の2025年度と2026年度の実施結果を、申込者数・受験者数・合格者数・合格率で比較しました。

項目 2025年度 2026年度
申込者数 12,376人 13,005人
受験者数 10,329人 10,982人
合格者数 3,675人 3,136人
合格率 35.6% 28.6%

出典:全国旅行業協会(ANTA)「国内旅行業務取扱管理者試験の実施状況」

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受験者数は前年より653人増えた一方、合格者数は539人減少し、合格率は7.0ポイント低下しました。合格率は申込者数ではなく、実際に受験した人の数をもとに算出されています。

ただし、合格率の変化だけで、問題が難しくなったとは断定できません。

全科目受験の合格率は26.3%

国内旅行業務取扱管理者試験には、全科目を受験する区分と、一部の科目が免除される区分があります。

2026年度の区分別の受験者数・合格者数・合格率は、次のとおりです。

受験区分 受験者数 合格者数 合格率
全科目 10,285人 2,707人 26.3%
免除A 636人 400人 62.9%
免除B 49人 18人 36.7%
免除C 12人 11人 91.7%
合計 10,982人 3,136人 28.6%

出典:全国旅行業協会「令和8年度 国内旅行業務取扱管理者試験 実施結果一覧表」

免除Aは「国内旅行実務」、免除Bは「法令」、免除Cはその両方が免除されます。免除を受けるには、公式の受験案内に定められた資格要件を満たす必要があります。

全科目で受験する方は、全体の合格率28.6%と区別して、全科目区分の26.3%を確認しましょう。

免除区分は試験科目や対象者、受験者数が異なるため、合格率だけで難易度を単純に比較することはできません。

合否結果の確認方法

合否結果・科目合格の有無・科目別の得点は、受験者マイページで確認できます。

受験申込時に使用したアカウントでログインし、自分の結果を確認しましょう。

マイページで合否と得点を確認

ANTAは、10月16日午前11時以降に合否結果と科目別の得点を掲載すると案内しています。

確認手順は次のとおりです。

  1. 受験者マイページに、受験申込時に使用したアカウントでログインします。

  2. 受験した区分の「【全科目】試験申込」または「【免除A・B・C】試験申込」を選びます。

  3. 「申込・受験履歴」のタブを開きます。

  4. 「結果表示」を選び、合否・科目合格の有無・科目別の得点を確認します。

出典:全国旅行業協会「国内旅行業務取扱管理者試験 受験案内」

不合格だった場合も、科目別の得点を確認し、次回の学習で重点的に取り組む科目を整理しておきましょう。

合格者番号一覧でも確認できる

合格者番号一覧を確認する際は、試験終了時に渡された試験結果レポートに記載の、Rから始まる10桁の番号で照合します。

試験全体の合格と科目合格は、次のように意味が異なります。

区分 結果の意味
試験全体の合格 受験した区分に必要な合格基準を満たし、試験全体に合格している状態です。
科目合格 試験全体は不合格でも、「国内旅行実務」で合格点を得ている状態です。 対象は「全科目」「免除B」の受験者です。

出典:全国旅行業協会「国内旅行業務取扱管理者試験 受験案内」

合格者番号一覧の掲載状況はANTAの公式発表ページで、科目合格の有無と科目合格番号は受験者マイページで確認してください。

合格発表後に確認したいこと

結果を確認した後は、合格証書の受け取りや、翌年度の免除申請に向けた準備が必要です。

合格した方と科目合格した方で、確認する点が異なります。

合格証書は10月30日発送予定

合格者には、2026年10月30日(金)に合格証書を簡易書留郵便で発送する予定と案内されています。

10月30日は発送予定日であり、全員への到着日ではありません。

一方、不合格者への書類の郵送はありません。通知が届くのを待つのではなく、マイページで結果を確認する必要があります。

科目合格者は翌年度の免除申請を確認

「全科目」または「免除B」で受験し、試験全体では不合格でも国内旅行実務で合格点を得た方には、マイページに科目合格の有無と科目合格番号が表示されます。

対象者は、翌年度の試験に限り、国内旅行実務の免除を申請できます。

今回の科目合格で対象となるのは2027年度の試験で、受験時には免除申請が必要です。

科目合格番号を控え、結果画面も保存しておくと、次の申込みに向けて準備しやすくなります。申請時に必要な書類や具体的な手順は、2027年度の受験案内で確認しましょう。

国内旅行業務取扱管理者とは

国内旅行業務取扱管理者は、国内旅行のみを扱う営業所で、旅行取引に関する管理・監督を担う国家資格です。

試験は、観光庁長官の試験事務代行機関である全国旅行業協会(ANTA)が実施しており、旅行業法や約款の知識に加え、国内旅行に関する料金や実務処理などが問われます。

科目 主な範囲
法令 旅行業法及びこれに基づく命令
約款 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
国内旅行実務 運送機関・宿泊施設などの料金、旅行業務の取扱いに関する実務処理

出典:全国旅行業協会(ANTA)「国内旅行業務取扱管理者試験 受験案内」

資格の活用先については、国内旅行業務取扱管理者で就職できる仕事を紹介した記事でも解説しています。

まとめ

試験結果は、合否を確かめるだけでなく、次の行動を決める材料として活用しましょう。

合格した方は合格証書の受け取りに備え、再受験を考えている方は科目別の得点をもとに、優先して復習する分野を整理しておくと学習を進めやすくなります。

科目合格がある場合は、科目合格番号と結果画面を保存し、次年度の受験案内が公開されたら免除の条件と申請方法を確認してください。

これから受験する方も、全体の合格率だけに左右されず、自分が受ける科目と必要な準備を確認し、無理のない学習計画を立てましょう。

よくある質問

Q
法令や約款も、科目合格で翌年度に免除されますか?

いいえ。この科目合格による翌年度免除の対象は「国内旅行実務」です。「法令」と「約款」は、この制度による免除の対象にはなりません。

Q
公表された出題例は、実際に受けた問題と同じですか?

必ずしも同じではありません。CBT方式では受験者ごとに問題が異なり、ANTAが公開しているのは出題例とその解答です。自分の科目別の得点は、マイページの結果表示で確認してください。

参考資料

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