2026年度刑務官採用試験(高卒程度)、正答番号(解答)を公表|掲載は10月1日17時まで
人事院は2026年9月24日、9月20日に実施した「2026年度刑務官採用試験(高卒程度試験)」の基礎能力試験について、正答番号を公表しました。
刑務官は、刑務所や拘置所などで被収容者への生活指導や保安警備に当たる国家公務員です。今回の正答番号で筆記試験の自己採点ができますが、採用試験は今後も続くため、合格発表や第二次試験の準備も確認しておく必要があります。
本記事では、正答番号の確認方法と掲載期限、自己採点時に押さえたい基準点の考え方、合格発表後の手続きについて紹介します。
基礎能力試験40問の正答番号を公表
正答番号は、人事院の「正答番号の公表」ページから確認できます。「刑務官採用試験(試験日9月20日)」の欄にある「基礎能力試験」を選ぶと、正答番号表のPDFが開きます。
掲載期間は、9月24日(木)11時から10月1日(木)17時までです。後日も解答を見直したい人は、掲載期間中に確認・保存しておきましょう。

基礎能力試験は、知能分野20問と知識分野20問で構成されています。PDFでは問題番号1〜20と21〜40が左右に分かれているため、番号を飛ばしたり、別の行を読んだりしないよう、受験時の解答と順に照合してください。
同じ公表ページには別の採用試験の正答番号も掲載されています。リンクが見つからない場合は、まずブラウザを更新し、刑務官採用試験の欄を確認しましょう。人事院は、アクセスが集中してつながりにくい場合には、時間を置いてアクセスするよう案内しています。
自己採点で押さえたい判定の仕組み
正答数が分かっても、それだけで第一次試験の合否を確定することはできません。基準点の位置付けと、受験した区分による判定方法の違いを押さえておきましょう。
基準点の30%を超えても合格確定ではない
人事院が公表する合格者の決定方法では、基礎能力試験の基準点は原則として満点の30%です。40問を基に換算すると12問ですが、これは、その正答数で第一次試験への合格が保証されるという意味ではありません。
武道区分以外では、基準点以上の受験者について、基礎能力試験の得点に基づき第一次試験の合格者が決まります。得点には、正答数をそのまま使うのではなく、受験者全体の平均点や得点のばらつきを反映した「標準点」を用います。
そのため、基準点と実際の合格ラインを同じものとして扱わないことが大切です。自己採点は正答数を把握するために使い、正式な合否は10月14日の発表で確認してください。
武道区分は実技試験の評価も関係する
刑務A(武道)・刑務B(武道)では、基礎能力試験が基準点以上であることに加え、実技試験でAまたはBの評価を受ける必要があります。そのうえで、基礎能力試験の標準点と実技試験による加算点の合計を基に、第一次試験の合格者が決まります。
また、第一次試験で受けた作文試験は、第一次試験の合格者を対象に評定され、最終合格者の決定に使われます。今回の基礎能力試験の正答番号表から、作文や実技の評価まで判断することはできません。
合格発表と第二次試験の日程
第一次試験の合格者発表は10月14日(水)9時です。合格後は通知書を取得し、指定された第二次試験の日時・試験場を確認する流れになります。

第二次試験は、期間内の好きな日を選んで受験する方式ではありません。指定日時の変更は原則として認められないため、合格発表後は早めに通知書を確認してください。
合格通知書は期限内にダウンロードする
合格者の受験番号は、人事院の合格者発表専用ページに掲載されます。合格した場合は、パーソナルレコードから第一次試験合格通知書をダウンロードし、面接カードも公式案内に従って取得します。
合格通知書は再発行できません。ダウンロードできない場合は、10月16日(金)17時までに、受験した試験地に対応する矯正管区または沖縄刑務所へ問い合わせるよう、受験案内に記載されています。
取得期間の最終日まで待つと、自分の第二次試験日を過ぎてしまう可能性があります。合格が分かったら、その時点で必要な書類をそろえましょう。
人物試験と各検査の準備も確認
第二次試験では、個別面接による人物試験、身体検査、身体測定を行います。武道区分以外は、立ち幅跳び、反復横跳び、上体起こしによる体力検査も対象です。
体力検査は2026年度から判定基準が改正されています。3項目すべてで第2水準を満たし、少なくとも1項目で第1水準に達する必要があるため、過年度の情報だけで準備せず、公式の基準改正資料と今年度の受験案内を確認してください。
まとめ
今回の正答番号公表を活用する際は、正答数の確認と、受験区分に応じた合格判定の仕組みを理解することが大切です。
掲載期限までに公式PDFを確認したうえで、基準点だけを頼りに合否を決めつけず、第二次試験で求められる面接や各検査の内容も確認しておきましょう。
10月14日の発表で合格した場合は、再発行できない合格通知書を早めに取得し、指定された日時と試験場を確認して準備を進めましょう。取得できないときは10月16日17時までに所定の窓口へ問い合わせてください。

