二級ボイラー技士、試験問題・正答を公開|2026年10月掲載分
公益財団法人安全衛生技術試験協会は2026年10月1日、二級ボイラー技士を含む免許試験の公表問題を更新しました。
「令和8年10月掲載分」として、試験問題と正答をまとめたPDFが公開されています。
二級ボイラー技士は、製造設備や暖冷房・給湯設備などのボイラーを取り扱うための国家資格です。受験を考えている方は、公表問題を使って出題内容と自分の理解度を確かめられます。
本記事では、公式PDFの確認先、4科目の出題構成、合格基準、年間受験者数と免許取得に向けた確認事項を紹介します。

試験問題と正答は公式PDFで確認
今回公開された二級ボイラー技士の資料は、2026年10月掲載分の問題・正答PDFです。協会の説明では、2026年1月から6月までに実施された試験の問題に当たります。
問題・正答をあとで見返す方へ このページをブックマークしておくと便利です。
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全40問の問題と正答を、1つのPDFで確認できます。
正答は、選択肢番号の前に付いた「○」で示されています。解答を見ずに取り組みたい方は、丸印が目に入りやすい形式であることを踏まえて使ってください。
資料は協会の公表試験問題ページの「二級ボイラー技士」欄からも開けます。一級・特級の資料も同じ一覧にあるため、級と「令和8年10月掲載」の表示を確認しましょう。
また、公表ページには2026年1月1日以降に施行された法令には対応していないとの注意書きがあります。
関係法令を復習するときは、掲載時期だけで新しい制度に対応していると判断せず、受験時点の公式案内と照合する必要があります。
4科目各10問の構成を確認
二級ボイラー技士の試験は、構造・取扱い・燃料と燃焼・関係法令の4科目で構成されます。
問題数だけでなく、今回の資料でどのような内容を確認できるか見ていきましょう。
試験時間は3時間、各科目100点
公式の試験案内では、各科目10問・100点、全体で40問・400点となっています。
公表PDFの表紙にも、試験時間は3時間、問題は問1から問40までと記載されています。

問題は五肢択一式です。
復習時には、4科目をひとまとめに採点せず、科目別に正答数を記録すると、優先して学び直す範囲を決めやすくなります。
用語・装置・手順を関連づけて復習
今回の問題では、構造の分野で熱の伝わり方や水循環、取扱いの分野で点火時の現象や水面計の機能などが問われています。
燃料及び燃焼では発熱量など、関係法令では検査や作業主任者の選任などを確認できます。
これらを復習する際は、似た用語の違い、装置の役割、手順を定める理由を分けて整理してみましょう。
正答の番号を覚えた後も、問題文の条件が変わったときに判断できるか、教材の説明へ戻って確かめることが大切です。
合格基準と年間の受験状況
演習の出来を確認するときは、合計点と科目ごとの基準を併せて見る必要があります。
公表されている年間実績も、対象期間を区別して確認しましょう。
各科目40%以上、合計60%以上が必要
学科試験の合格基準は、各科目の得点が40%以上で、かつ合計が60%以上であることです。
各科目100点・合計400点なので、科目ごとに40点以上、合計240点以上が目安となります。
例えば、合計で基準に届いていても、1科目が40点未満なら合格基準を満たしません。得意な科目で全体の点数を上げることに加え、苦手科目を残さないように取り組んでください。
2025年度の受験者は21,349人
協会の2025年度(令和7年度)統計では、二級ボイラー技士の年間受験者数は21,349人でした。合格者数と合格率は、次のとおりです。
| 対象 | 受験者数(年計) | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 学科試験 | 21,349人 | 11,303人 | 52.9% |
この合格率は年度全体の実績です。2026年10月掲載の問題を受けた人だけの合格率ではなく、今回の問題の難易度や次の試験の合格率を示す数値でもありません。
受験と免許交付の条件は分けて確認
二級ボイラー技士試験には受験資格の制限がありません。
ただし、試験に合格することと、免許証が交付されることは別です。免許申請では、実務経験等に関する要件を満たすことを証明する書類が必要になります。
免許の交付要件には、登録を受けた機関が行うボイラー実技講習の修了など、複数の経路があります。受験準備と併せて東京労働局の免許交付要件を確認し、自分に必要な講習や証明書を整理しておきましょう。
資格取得後にどのような設備管理の仕事へつながるかは、二級ボイラー技士の仕事内容・年収・将来性の解説で紹介しています。
まとめ
二級ボイラー技士の2026年10月公表問題は、4科目の理解度を確認し、受験前に補う知識を整理するために活用できます。
各科目の基準もあるため、合計点だけで安心せず、構造・取扱い・燃料と燃焼・関係法令のどこで判断に迷ったかを確かめることが大切です。
問題を解いた後は、用語や装置の役割、法令の適用時期を確認し、正答を選べた理由まで説明できる状態を目指しましょう。
初めて受験する方は、公式PDFによる学習と並行して免許交付の要件も確認し、試験合格後に必要な講習や申請の準備につなげてください。
よくある質問
- ほかの資格を持っていれば、科目免除を受けられますか?
-
協会の二級ボイラー技士の試験案内では、免除科目は「なし」とされています。4科目すべてを対象に準備してください。
- 試験に合格したら、免許証は自動的に届きますか?
-
自動では届きません。必要な要件を満たし、合格通知書や必要書類を添えて免許申請を行います。協会の「合格後の手続き」で提出先と書類を確認してください。
参考資料
- 安全衛生技術試験協会「協会からのお知らせ」(2026年10月1日)、「公表試験問題」
- 同協会「二級ボイラー技士免許試験・2026年10月掲載分」
- 同協会「二級ボイラー技士の紹介」「統計」「合格後の手続き」
- 東京労働局「労働安全衛生法に基づく免許の交付要件」

