2026年9月実施のFP1級試験で模範解答が公開|学科・実技の公式解答を確認
2026年9月13日に実施された1級ファイナンシャル・プランニング技能検定について、公式の模範解答が公開されました。
一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)が公開したのは1級学科試験、日本FP協会が公開したのは1級実技試験「資産設計提案業務」の模範解答です。
本記事では、公開された試験問題と模範解答、試験構成、合格基準、今後の合格発表日について紹介します。

2026年9月FP1級の模範解答が公開
今回模範解答が公開されたのは、同じFP1級でも実施機関と試験区分が異なる2つの試験です。
| 実施機関 | 9月13日に実施した試験 | 合格発表日 |
|---|---|---|
| 金融財政事情研究会 | 1級学科試験 | 2026年10月27日 |
| 日本FP協会 | 1級実技試験(資産設計提案業務) | 2026年11月12日 |
試験問題と模範解答は、次の公式資料から確認できます。
- 金融財政事情研究会「1級学科・模範解答」(PDF)
- 金融財政事情研究会「1級学科・基礎編問題」(PDF)
- 金融財政事情研究会「1級学科・応用編問題」(PDF)
- 日本FP協会「1級実技・模範解答」(PDF)
- 日本FP協会「1級実技・試験問題」(PDF)
自己採点する際は、自分が受検した実施機関と試験区分を確認したうえで、対応する模範解答を使用してください。
きんざいは1級学科の模範解答を公開
金融財政事情研究会が実施した1級学科試験は、午前の「基礎編」と午後の「応用編」に分かれています。
試験範囲は、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6分野です。
基礎編は四答択一式の50問
基礎編は、10時から12時30分までの150分間で実施されました。出題形式は四答択一式のマークシート方式で、問題数は50問、配点は100点です。
公式の模範解答には、問1から問50までの正答番号が掲載されています。受検時の解答を控えている場合は、問題ごとに照らし合わせて自己採点できます。
応用編は事例形式の記述式
応用編は、13時30分から16時までの150分間で実施されました。事例形式の記述式で、5題が出題され、配点は100点です。
模範解答には、問51から問65までの答えや計算過程が掲載されています。1級学科試験の合格基準は、基礎編と応用編を合わせた200点満点中120点以上です。
ただし、応用編は模範解答だけでなく、解答内容を総合的に考慮して採点されます。細かな配点も公表されていないため、自己採点で正確な得点を確定することはできません。
日本FP協会は1級実技の模範解答を公開
日本FP協会が9月13日に実施したのは、1級実技試験の「資産設計提案業務」です。
日本FP協会では1級の学科試験を実施していないため、公開された資料は実技試験の問題と模範解答になります。
実技試験は2題20問の記述式
実技試験は、13時30分から15時30分までの120分間で実施されました。
出題数は2題20問で、択一、語群選択、空欄記入、論述を含む記述式です。2026年9月試験は、同年4月1日時点で施行されている法令を基準に出題されています。
合格基準は60点以上
日本FP協会が実施する1級実技試験の合格基準は、100点満点中60点以上です。
公式の模範解答には計算結果や選択肢だけでなく、論述問題の解答例も掲載されています。ただし、掲載された解答例だけを正答とするのではなく、総合的な観点から採点されます。
各問の配点も原則として公表されていないため、模範解答と表現が異なる場合でも、直ちに不正解と判断することはできません。
合格発表日と前回の合格率
学科試験と実技試験では、合格発表日が異なります。自己採点の結果にかかわらず、それぞれの実施機関による正式な発表を確認する必要があります。
1級学科の合格発表は10月27日
金融財政事情研究会が実施した1級学科試験の合格発表は、2026年10月27日10時の予定です。
合否は受検者用のマイページで確認できます。学科試験の合格者には一部合格番号が発行され、受検資格を満たしたうえで1級実技試験へ進むことができます。
前回の2025年9月試験では、3,764人が受検し、580人が合格しました。合格率は15.4%です。
1級実技の合格発表は11月12日
日本FP協会が実施した1級実技試験の合格発表は、2026年11月12日です。合格発表日の10時から、日本FP協会の公式サイトで合否を確認できます。
前回の2025年9月試験では、1,338人が受検し、1,012人が合格しました。合格率は75.63%でした。
学科と実技では受検資格や試験形式が異なるため、2つの合格率を単純に比較することはできません。
自己採点では模範解答の扱いに注意
1級学科の基礎編は正答番号が公開されているため、比較的自己採点しやすい試験です。一方、学科の応用編と日本FP協会の実技試験には、計算過程や記述内容も評価される問題があります。
公式の模範解答と完全に一致していなくても、考え方や記述内容によって得点できる可能性があります。反対に、最終的な数値が一致していても、計算過程などによっては想定した得点にならない場合があります。
自己採点は現時点での目安とし、正式な合否は各実施機関の合格発表で確認してください。
さいごに
2026年9月13日に実施されたFP1級について、金融財政事情研究会は1級学科、日本FP協会は1級実技の模範解答を公開しました。
1級学科は200点満点中120点以上、1級実技は100点満点中60点以上が合格基準です。ただし、応用編や論述問題の正確な得点は、模範解答だけでは判断できません。
正式な合格発表は、学科が10月27日、実技が11月12日です。自己採点を終えた人は、それぞれの合格発表日も確認しておきましょう。


