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1級電気工事施工管理技術検定「第一次検定」の合格率は36.3%|前年から5.2ポイント低下

Yoshiki

2026年8月25日、一般財団法人建設業振興基金は、令和8年度「1級電気工事施工管理技術検定・第一次検定」の合格者を発表しました。

本記事では、2026年度の受検者数・合格者数・合格率を前年度と比較するとともに、合格者の年齢、学歴、勤務先、男女別の構成を紹介します。

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2026年度の第一次検定は合格率36.3%

2026年度の1級電気工事施工管理技術検定・第一次検定は、7月12日に札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄の10地区で実施されました。

一般財団法人建設業振興基金の実施結果によると、受検者数は27,387人、合格者数は9,947人で、合格率は36.3%でした。

2025年度と2026年度の1級電気工事施工管理技術検定・第一次検定の受検者数、合格者数、合格率の比較画像
2025年度・2026年度 試験結果の比較表 ©︎資格会議メディア

受検者数は前年から2,566人増加

2025年度の受検者数は24,821人でした。2026年度は27,387人となり、前年度から2,566人増加しています。

増加率は約10.3%で、受検者数が約1割増えたことになります。一方、受検者数の増加が、そのまま合格者数の増加にはつながりませんでした。

合格者数は前年比343人減少

2026年度の合格者数は9,947人で、前年度の10,290人から343人減少しました。合格率も41.5%から36.3%へ、5.2ポイント低下しています。

受検者数が増加する一方、合格者数は1万人を下回る結果となりました。ただし、公式の実施結果には合格率が低下した理由は示されていません。

そのため、受検者層の変化や試験問題の難化など、特定の要因が合格率を押し下げたと断定することはできません。

合格基準は、全体で60.0点以上(100点換算)を取得し、施工管理法の応用能力問題で6問中3問以上正解することです。全体の得点だけでなく、応用能力問題の基準も満たす必要があります。

合格者の年齢・学歴・勤務先に見られる特徴

一般財団法人建設業振興基金は、合格者9,947人の年齢、学歴、勤務先、男女別の構成も公表しています。

25~39歳が55.8%、大学出身者は44.7%

年齢別では、25~29歳が23.2%で最も多く、30~34歳の18.7%、35~39歳の13.9%が続きました。

この3区分を合わせると、25~39歳が合格者全体の55.8%を占めています。

学歴別では、大学が44.7%で最も多く、次いで高等学校が37.5%、その他学校が7.4%、短大・高専が5.2%、専門学校が3.8%となりました。

大学と高等学校を合わせると、合格者全体の82.2%を占めます。

建設業勤務者が66.5%、女性は7.1%

勤務先別では、「建設業(電気)」が55.3%で最も多く、「建設業(その他)」が11.2%でした。両者を合わせると、建設業勤務者が合格者全体の66.5%を占めます。

このほか、その他が29.7%、官公庁が1.2%、電力会社が1.1%、鉄道会社が0.8%、設計事務所が0.7%でした。

男女別では、男性が92.8%、女性が7.1%、その他が0.1%です。公式資料では男女別の割合のみが示されており、人数は公表されていません。

第一次検定の合格後に確認したいこと

第一次検定に合格した人は、技士補の称号や第二次検定に向けた手続きを確認する必要があります。

合格者は1級電気工事施工管理技士補となる

第一次検定に合格すると、「1級電気工事施工管理技士補」の称号を得られます。

また、合格通知書に記載された方法に従って交付申請を行うことで、国土交通大臣による第一次検定の合格証明書が交付されます。

ただし、「1級電気工事施工管理技士」となるには、所定の受検資格を満たしたうえで、第二次検定に合格しなければなりません。

第二次検定は10月18日に実施予定

2026年度の第二次検定は10月18日に実施され、合格発表は2027年1月8日に予定されています。

第一次検定と第二次検定を同時に申請し、第一次検定に合格した人は、8月25日から9月8日までに第二次検定の受検手数料を支払う必要があります。

一方、「第一次検定のみ」の区分で申請した人は、今回の合格を確認してから同年度の第二次検定へ申し込むことはできません。

試験日程や手続きの詳細は、令和8年度1級電気工事施工管理技術検定の公式案内で確認できます。

さいごに

1級電気工事施工管理技術検定は、第一次検定に合格して終わる資格ではありません。技士補として知識を実務へつなげ、必要な経験を積みながら第二次検定を目指すことで、施工管理技士として担当できる役割が広がります。

今回の年齢構成からは、若手から中堅にあたる25~39歳が資格取得の中心となっていることが分かります。電気設備の施工品質や安全を支える人材を育成するうえでも、第一次検定は実務経験と上位資格を結ぶ重要な段階といえます。

今後は単年度の合格率だけでなく、技士補となった合格者が実務経験を積み、どの程度第二次検定へ進んでいくかも注目されます。

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