新資格「AIエージェント・ストラテジスト」第1回の合格率は39.8%|452人が合格
2026年8月25日、一般社団法人AICX協会は、民間資格「AICX認定|AIエージェント・ストラテジスト資格」の第1回試験結果を発表しました。
本記事では、第1回試験の結果と申込者の属性、資格の位置づけ、第2回以降の試験日程を紹介します。

第1回試験の合格率は39.8%
受験者1,137人のうち452人が合格
AICX協会が公表した第1回試験の結果は、次のとおりです。

受験者のおよそ5人に2人が合格した計算で、第1回試験のため、過去の合格率との比較はできません。また、今回の発表資料では、合格に必要な具体的な得点は明らかにされていません。
AICX協会の代表理事は、単なるツールの知識ではなく、AIエージェントを適用する業務の選定、人とAIの役割分担、組織の成果につなげるための判断力を問う試験であると説明しています。
申込時回答者の43.5%が課長・マネージャークラス以上
AICX協会は、申込時に属性情報を確認できた1,240人の集計結果も公表しました。実際に試験を受けた1,137人とは集計対象が異なる点に注意が必要です。

業種ではIT・通信・SaaS、職種ではDX・AI推進・IT企画・業務改革が最多となりました。一方、課長・マネージャークラス以上も43.5%を占めています。
AI・IT関連の担当者だけでなく、導入方針の策定や業務改革、人材育成を担う経営・マネジメント層にも関心が広がっていることがうかがえます。
AIエージェント・ストラテジスト資格とは
一般社団法人AICX協会が認定する民間資格
「AICX認定|AIエージェント・ストラテジスト資格」は、AIエージェントを企業内で実装し、継続的な成果につなげるための知識と実践力を評価する資格です。
国家資格ではなく、一般社団法人AICX協会が運営・認定する民間資格です。AIエージェントを単なるツールとして導入するのではなく、業務プロセスや組織の仕組みまで含めて設計できる人材の認定を目的としています。
AICX協会は、本資格を「AIエージェントの企業実装に特化した認定資格として国内初」としています。ただし、これは2026年5月時点におけるAICX協会の調査に基づく表現です。
主な対象者には、企業のAI・DX推進担当者、業務改革担当者、情報システム・IT企画担当者、経営企画・人材開発担当者、コンサルタント、経営・マネジメント層などが想定されています。AIエンジニアだけを対象とした資格ではありません。
AIエージェント・業務設計・組織設計の3視点を扱う
本資格では、AIエージェントの企業実装に必要な知識や判断力を、次の3つの視点から扱います。

生成AIやAIエージェントの仕組みを理解するだけでなく、どの業務に導入するか、人がどの段階で関与するか、組織へどのように定着させるかまでを扱う点が特徴です。
第2回試験は2026年10月に実施
申込期限は9月20日
AICX協会が発表した第2回試験の概要は、次のとおりです。

個人受験に加え、第2回試験でも企業・団体単位の法人団体受験制度が用意されています。
試験日程は変更される可能性があるため、受験を検討している人は公式資格ページで最新情報を確認してください。
第3回試験は2027年2月に実施予定
第3回試験の申込期間は、2026年10月1日から2027年1月20日までです。試験は2027年2月1日から2月28日まで実施され、合否は3月25日に通知される予定です。
第2回試験以降のスケジュールは変更される場合があるため、第3回試験についても申し込み前に最新の日程を確認する必要があります。
さいごに
AIエージェント・ストラテジスト資格の第1回試験では、受験者1,137人のうち452人が合格し、合格率は39.8%となりました。
新設された民間資格であるため、現時点では1回分の結果しかなく、合格率の推移や企業における評価は今後明らかになっていきます。
一方、申込時回答者の43.5%を課長・マネージャークラス以上が占めており、AIエージェントを個人の業務効率化だけでなく、組織の業務改革や人材育成につなげようとする関心の広がりがうかがえます。
今後、第2回、第3回と試験が続くなかで、受験者数がどのように推移するのか、企業のAI人材育成や社内評価にどの程度活用されるのかが注目されます。
第2回試験は2026年10月に実施され、申込期限は9月20日なので、応募する方は忘れないように注意してください。
