ニュース

日本語教育能力検定、CBT受験の予約開始|12月から通年実施・受験料は13,000円

Yoshiki

公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)が実施する日本語教育能力検定試験は、2026年10月5日10時にCBT方式の受験予約の受付を開始しました。

これまでの紙による試験から、会場のパソコンを使う方式に変わり、年間を通じて受験できるようになります。

学習の進み具合や仕事の予定に合わせやすくなる一方、予約期限や再受験までの間隔には注意が必要です。

本記事では、予約の進め方と受験料、従来の試験から変わる点、申し込む前に確認したい事項を整理します。

資格会議
資格会議
資格会議メディア編集部
Profile
資格の取り方から仕事での活かし方まで解説する「資格会議メディア」編集部。 就職・転職・年収の観点で、資格の実用性をわかりやすく整理しています。

10月5日からCBT受験の予約受付が開始

JEESは4月27日にCBT方式への移行を告知しており、今回、初回試験に向けた予約が始まりました。

希望する会場と日程を選ぶ際は、受付期間と支払いの条件を確認しておきましょう。

初回は12月1日、予約は原則60日前から

初回試験日は2026年12月1日(火)です。以後は通年で実施しますが、祝日・年末年始休業を除き、開催日は会場ごとに異なります。

全国47都道府県の約150のテストセンターから、予約可能な日時と会場を選びます。

予約は原則として試験日の60日前から可能です。プロメトリックの日本語教育能力検定試験ページでIDの作成・ログインを行い、日時と会場を選んで受験料を支払います。

すでに「JP」で始まるプロメトリックIDを持っている場合は、そのIDを利用できます。

各会場の予約は先着順です。通年化しても、すべての会場で毎日受けられるわけではありません。受験したい時期が決まっている人は、候補日を複数考えたうえで空席を確認するとよいでしょう。

支払方法で予約期限が異なる

支払方法はクレジットカード、コンビニエンスストア、Pay-easyです。JEESの受験案内では、予約期限を次のように定めています。

  • クレジットカード:試験日の3営業日前まで。土日受験の場合は4営業日前まで
  • コンビニエンスストア・Pay-easy:試験日の4営業日前まで。土日受験の場合は5営業日前まで

営業日は土日・祝日・年末年始を除いた日です。コンビニ・Pay-easyの支払いには別途期限があるため、予約時の案内を確認してください。受験料の支払いをもって予約が完了します。

予約の変更は試験日の3営業日前まで、土日受験では4営業日前まで可能ですが、支払い後のキャンセル・返金は原則できません。

受験日だけでなく、移動時間も含めて無理のない会場を選んでおきましょう。

受験料は4,000円減額、試験は2科目に

受験料は13,000円(税込)となり、2025年度の17,000円(税込)から4,000円下がります。

試験方式の変更とあわせて、受験機会や科目構成も見直されています。

日本語教育能力検定試験の2025年度と2026年度以降の試験方式、実施日程、受験料、科目構成、解答時間、解答方式を比較した画像
日本語教育能力検定試験の主な変更点 ©︎資格会議メディア

受験料と支払総額

表示金額は税込

クレジットカード

13,000円

受験料13,000円+手数料0円

コンビニ・Pay-easy

13,314円

受験料13,000円+手数料314円

試験の構成と当日の流れ

2026年度以降・CBT方式

試験1 100点

90分

基礎的な知識

休憩10分

試験2 80点

約100分

教育現場への対応につながる
問題解決能力など

解答時間の合計 約190分

休憩・アンケートなどを含む試験時間 210分

受付開始30分前〜15分前までに完了。上記の試験時間とは別に、受付の時間も見込んでください。

音声問題・記述式問題について

音声問題は、会場に備え付けのヘッドセットを使用します。

従来の試験Ⅲにあった記述式問題は出題されません。

一方、JEESは試験の目的・水準・出題範囲は変えないと説明しています。

科目数が減ることを、学習範囲の縮小と捉えないことが大切です。これまで学んできた内容を生かしながら、画面上で問題を読む操作にも慣れておきましょう。

また、複数回受験する場合、次に受けられるのは受験日の翌日から数えて150日目以降(土日祝日を含む)です。

通年実施でも短期間に続けて受験することはできないため、再受験を見込む場合は学習と受験時期を長めに計画する必要があります。

登録日本語教員のための試験とは異なる

日本語教育能力検定試験は、日本語を教えるための基礎的な知識や能力を確認する試験です。

受験資格に制限はありません。日本語学校のほか、企業、地域、海外、ボランティアなど、日本語教育に関わるさまざまな場で活用されています。

ただし、今回予約が始まった検定は、国家資格「登録日本語教員」のための日本語教員試験とは別の試験です。JEESも公式サイトでこの点を明記しています。

就職や転職を目的に受ける場合は、志望先が求める資格や採用条件を先に確かめておきましょう。

なお、2025年度の応募者は2,413人、受験者は1,958人でした。受験者数には一部科目のみの受験者も含まれ、全科目受験者は1,944人です。

まとめ

日本語教育能力検定試験は、12月からの通年実施に向けて受験予約が始まり、学習の進み具合に合わせて日程を選びやすくなります。

受験料は13,000円(税込)に下がりますが、希望会場の空席や支払手数料も含めて受験計画を立てることが大切です。

科目構成は変わっても出題範囲は変わらず、再受験には所定の間隔が必要なため、十分な準備をして臨みましょう。

申込前には公式ページで予約期限と当日の受付時刻を確認し、就職を目指す人は必要な資格が今回の検定に合っているかも確かめてください。

よくある質問

Q
合否は受験したその日に分かりますか?

試験終了後のパソコン画面には合否は表示されません。合否結果通知書は受験後1か月以内に発送される予定です。別途メールで案内されるスコアレポートでは、科目ごとの正答率を確認できますが、合否は分かりません。

Q
受験上の配慮が必要な場合はどうすればよいですか?

試験を予約する前に、プロメトリックへの事前申請が必要です。対応可否が確定するまで最短1週間から最長4週間ほどかかるため、希望する受験日から余裕を持って相談してください。

参考資料

資格会議の最新ニュース Googleでフォロー
記事URLをコピーしました