第一種電気工事士、2026年度下期学科の問題・解答を公開|10月4日実施分
一般財団法人電気技術者試験センターは2026年10月4日、同日に実施した2026年度下期第一種電気工事士学科試験(筆記方式)の問題と解答を公開しました。
第一種電気工事士試験は、電気工事に必要な知識を問う学科試験と、配線作業などを行う技能試験で構成される国家試験です。
筆記方式を受験した方は、今回の公式解答で自己採点し、次の技能試験に向けて準備を進められます。
本記事では、公式PDFの確認先と自己採点時の注意点、合否の確認日、技能試験までの日程、年間の学科受験者数を整理します。

下期学科試験50問の問題・解答を公開
今回公表された資料は、10月4日(日)に実施された筆記方式のものです。
上期や過年度の解答と取り違えないよう、資料の表紙にある年度・上期下期の区分を確かめましょう。
公式の問題PDFと解答PDFの確認先
試験センターの第一種電気工事士「過去の問題と解答」に、2026年度下期の資料が追加されています。問題と解答は別々のPDFで公開されています。
問題・正答をあとで見返す方へ このページをブックマークしておくと便利です。
- パソコン
- Windowsは Ctrl + D、 Macは ⌘ + D を押し、 表示される画面で保存してください。
- スマートフォン
- ブラウザのメニューや共有メニューから、 ブックマーク・お気に入りに追加してください。 表示名や手順はブラウザによって異なります。 iPhone(Safari)の手順 ↗ Android(Chrome)の手順 ↗
自己採点では、手元に控えた自分の解答と公式の正答を問題番号ごとに照合します。一般問題だけでなく、配線図を使う問41〜問50も含めて確認してください。
合格基準は60点、30問以上の正答に相当
学科試験は全50問で、配点は各問2点です。受験案内に示されている合格基準点は60点のため、30問以上の正答に相当します。
ただし、自己採点では合否は確定しません。控えた解答と実際の答案に違いがある場合なども考えられるため、正式な結果は試験センターの案内に従って確認しましょう。
なお、CBT方式の問題・解答は非公開です。今回のPDFはCBT受験者の自己採点用ではありません。CBT方式では、試験終了後に表示される正答数やマイページを確認します。
合否確認と技能試験までの日程
問題・解答の公開後は、正式な結果の確認と技能試験の準備が次の段階になります。
筆記方式では、マイページへの合否掲載日と、受験番号による検索の開始日が異なります。
筆記方式の合否は10月19日からマイページに掲載
受験案内によると、筆記方式の合否は10月19日(月)12時からマイページにも掲載されます。
個人用マイページまたは団体個人マイページで確認できるのは合否です。

受験番号による学科試験の結果検索は、11月21日(土)23時59分まで利用できます。
検索時は試験名と受験番号を正しく入力してください。また、通知書は発送日に届くとは限りません。
CBT方式の合否は、受験日から2週間経過後の12時よりマイページで発表される予定です。筆記方式の10月19日という日付を、CBT方式にも一律に当てはめないようにしましょう。
技能試験は11月21日、候補問題10問を活用
下期の技能試験は11月21日(土)です。試験センターは、2026年度の技能試験候補問題No.1〜No.10を公表しており、この中から出題すると案内しています。試験時間は60分の予定です。
技能試験の合格基準は、作品に欠陥がないことです。候補問題を繰り返し作るだけでなく、公式の欠陥の判断基準・技能試験の概要と注意すべきポイントを読み、自分の作業で見落としやすい点を整理しましょう。
練習では、配線の完成から見直しまでを制限時間内に行えるか確認しておくと、準備すべき課題が分かります。
実際の試験では、当日示される施工条件もよく読んで作業することが大切です。
2025年度の学科受験者数は年間36,154人
試験規模の参考として、年間の実績が確定している2025年度を見ると、第一種電気工事士の学科試験受験者は上期・下期の合計で36,154人でした。
試験センターの「試験実施状況」に掲載されている人数は次のとおりです。
| 区分 | 学科受験者数 | 学科合格者数 |
|---|---|---|
| 上期 | 13,524人 | 7,643人 |
| 下期 | 22,630人 | 13,092人 |
| 年度計 | 36,154人 | 20,735人 |
年度計は上期と下期の受験者数を合算した延べ人数です。
申込者数や技能試験の受験者数は加えていません。今回の2026年度下期の受験者数・合格者数ではない点にも注意してください。
まとめ
今回の公開により、10月4日の筆記方式を受験した方は公式解答を使って自己採点し、技能試験に向けた学習計画を立てられるようになりました。
合格基準に届いていても自己採点だけで確定とはせず、マイページや試験センターの検索サービスで正式な結果を確認することが大切です。
結果の確認方法によって案内日が異なるため、自分が利用する手段と技能試験までの予定をあわせて押さえておきましょう。
準備を進める際は、公開済みの候補問題と欠陥の判断基準を使い、制限時間内に正確な作品を完成させる練習につなげてください。
よくある質問
- 技能試験も合格すれば、すぐに第一種電気工事士の免状を取得できますか?
-
免状の交付には、試験合格に加えて所定の実務経験が3年以上必要です。試験合格前の経験も対象となりますが、対象となる工事・業務には条件があります。居住地の都道府県の案内で必要書類を確認し、免状の交付を申請してください。
資格を取得した後の働き方については、第一種電気工事士で就職できる仕事の記事で紹介しています。
- 学科に合格して技能試験が不合格だった場合、次回も学科を受ける必要がありますか?
-
試験センターは、前回または前々回の学科試験に合格した方について、申請により学科試験を免除すると案内しています。次回申し込む際は、学科免除の対象と申請方法を、その回の受験案内で確認しましょう。
参考資料
- 電気技術者試験センター:2026年度下期第一種電気工事士学科試験の問題及び解答の公表(2026年10月4日)
- 電気技術者試験センター:第一種電気工事士「過去の問題と解答」、2026年度下期学科試験問題、同解答
- 電気技術者試験センター:2026年度下期第一種電気工事士試験「受験案内」(合格基準、結果の発表と通知、試験日程)
- 電気技術者試験センター:2026年度第一種電気工事士技能試験候補問題、技能試験の欠陥の判断基準
- 電気技術者試験センター:第一種電気工事士試験実施状況(2025年度の学科受験者・合格者数)
- 電気技術者試験センター:第一種電気工事士試験概要、電気工事士免状を取得するまで
※本記事は2026年10月4日時点の公式情報に基づいています。日程や手続きの変更がある場合は、試験センターの最新案内を確認してください。
資格会議の最新ニュース Googleでフォロー
