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漢検2026年度第1回、17万9,804人が合格|合格率57.5%

Yoshiki

公益財団法人日本漢字能力検定協会は2026年10月1日、日本漢字能力検定(漢検)の2026年度第1回受検データを公開しました。

漢検は、漢字の読み書きに加え、語句の意味や文章中での使い方などを確かめる検定です。

本記事では、第1回の受検者数・合格者数、級別合格率と前年との比較、2025年度の受検者年計、次の受検に向けた確認点を整理します。

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全体結果と前年との比較

今回公開されたのは、志願者数・受検者数・合格者数・合格率を級別にまとめた統計です。

まず集計の対象を押さえ、前年の同じ第1回と比べて見ていきます。

受検者は31万2,896人

2026年度第1回の志願者数は331,034人、実際に受検した人は312,896人でした。

このうち179,804人が合格し、全体合格率は57.5%となっています。ここでの合格率は、志願者数ではなく受検者数に対する割合です。

公式ページには、データの確定日が9月2日、公開日が10月1日と記されています。

なお、6月21日実施の公開会場・個人受検分のWEB合否結果は、7月13日から公開する案内が出ています。今回の統計公表と、受検者個人の合否発表は別のものです。

前年より受検者は13.6%減少

2025年度第1回と比べると、受検者は49,269人、約13.6%減少しました。合格者も26,777人減っていますが、合格率は公表値で0.5ポイント上昇しています。

合格者の人数と合格率は、同じ方向に動くとは限りません。合格した人数の変化を見るときは、分母となる受検者数も併せて確認する必要があります。

受検者数の年計:2025年度第1~3回は延べ1,224,851人

公式の各回の受検者数を合計すると、第1回362,165人、第2回407,879人、第3回454,807人で、年計は延べ1,224,851人です。これは公表表の第1~3回を編集部で合算した人数で、同じ人の複数回受検などの重複を取り除いた人数ではありません。

級別の合格率を確認

全体の合格率には、出題範囲や受検者数の異なる12の級の結果が含まれています。

受検を考えている級の数字を確認できるよう、今年度の人数と前年同期の合格率を並べました。

1級8.9%、2級29.8%

上位級では、1級の合格率が8.9%、準1級が23.7%、2級が29.8%でした。準2級は36.7%、3級は46.7%となっています。

級 2025年度第1回
合格率
2026年度第1回
合格率
2026年度第1回
受検者数
2026年度第1回
合格者数
1級8.8%8.9%863人77人
準1級13.3%23.7%4,143人983人
2級25.8%29.8%27,969人8,337人
準2級36.4%36.7%45,756人16,771人
3級48.2%46.7%70,581人32,996人
4級50.0%49.4%40,322人19,913人
5級70.6%70.6%35,092人24,792人
6級80.0%78.7%20,113人15,830人
7級88.2%87.4%19,211人16,791人
8級83.5%83.4%19,117人15,935人
9級90.4%89.8%16,950人15,223人
10級96.3%95.1%12,779人12,156人

受検者数が最も多かったのは3級の70,581人で、次いで準2級の45,756人、4級の40,322人でした。

全級合計だけを見ても、各級の受検規模や結果の違いは分からないため、目的の級を選んで比較しましょう。

準1級は10.4ポイント上昇

前年同期との比較では、準1級の合格率が13.3%から23.7%へ、10.4ポイント上昇しました。

2級も25.8%から29.8%へ4.0ポイント上がっています。一方、3級は48.2%から46.7%へ1.5ポイント低下しました。

ただし、合格率の変化だけで、問題が易しくなった・難しくなったとは判断できません。

同じ級でも受検する人は回ごとに異なるため、数字は学習計画を考える際の参考として扱い、公式の出題内容や自分の得点状況も確認することが大切です。

次の受検に向けた確認点

受検級を選ぶときは、合格率に加えて、対象となる漢字や合格に必要な得点を確認しましょう。

申し込み済みの方は、受検方式と日程を確かめて準備を進めてください。

出題範囲と合格基準を確認

例えば、2級の対象は常用漢字2,136字で、目安は高校卒業・大学・一般程度です。準2級は高校在学程度の1,951字が対象となっています。

学年や年齢だけで決めず、読み・書き取り・熟語などの問題を解き、現在の理解と出題範囲の差を確かめると、学習する内容を整理しやすくなります。

両級とも200点満点ですが、公式の合格基準は2級が80%程度、準2級が70%程度です。

合格率は受検者のうち合格した人の割合、合格基準は合格に必要な得点の目安なので、混同しないようにしてください。詳細は各級の出題内容・審査基準・合格基準で確認できます。

取得後の活かし方も知りたい方は、漢検2級を活かせる仕事・年収・将来性の解説も参考にしてください。

第2回の公開会場は10月18日

2026年度第2回の公開会場・個人受検(紙)の検定日は、10月18日(日)です。

申込受付は9月7日に終了しているため、これから申し込める日程として扱わないよう注意してください。

申し込み済みの方への受検票のお届けは10月12日頃と案内されています。検定日の3日前になっても届かない場合は、公式の日程ページにある受検票未着時の案内を確認しましょう。

団体の準会場などは実施日が異なるため、自分が申し込んだ会場の日程と取り違えないことも大切です。

まとめ

漢検2026年度第1回は、前年同期より受検者と合格者の人数が減る一方、全体合格率は上昇しました。

今回の公表は級別の集計結果であり、これから受検する方は全体の割合だけを目安にせず、自分が目指す級の出題範囲と合格基準を確かめることが大切です。

学習を進める際は、公式の問題例などで苦手な分野を把握し、読み書きや熟語の理解を補う計画につなげましょう。

第2回の公開会場へ申し込み済みの方は、受検票の到着と記載された会場を確認し、10月18日の検定に向けて準備を整えてください。

よくある質問

Q
学校や塾で受検した場合、個人の合否はどこで確認できますか?

団体受検の合否結果は、学校や塾などの団体担当者へ問い合わせるよう案内されています。地域開放型準会場で受検した場合も、団体受検の扱いです。

Q
第1回の標準解答は、現在も公式サイトで閲覧できますか?

2026年10月1日時点では、第1回の標準解答のWeb掲載期間は終了しています。紙で受検した方は、検定結果資料とともに送られる標準解答も確認してください。

Q
1級・準1級は漢検CBTで受検できますか?

できません。公式の各級の概要では、1級と準1級はいずれも公開会場でのみ実施するとされています。受検級に対応した方式を確認して申し込みましょう。

参考資料

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