ニュース

第54回理容師・美容師国家試験、合格者を発表|合格率は理容師67.7%・美容師64.9%

Yoshiki

公益財団法人理容師美容師試験研修センターは2026年9月30日、第54回理容師国家試験・美容師国家試験の合格者を発表しました。

受験した人は、自分の合否に加え、結果通知書がいつ届くのか、合格後にどのような手続きが必要かも確認しておきたいところです。

本記事では、第54回の受験者数・合格者数、合否の確認方法、結果通知書の受け取り、合格後の免許申請について解説します。

資格会議
資格会議
資格会議メディア編集部
Profile
資格の取り方から仕事での活かし方まで解説する「資格会議メディア」編集部。 就職・転職・年収の観点で、資格の実用性をわかりやすく整理しています。

第54回の合格者は理容師542人、美容師3,024人

今回の発表は、実技試験が8月1日から、筆記試験が9月6日に行われた第54回の結果です。

まず今回の人数と合格率を確認し、参考として前年度の年間受験者数も整理します。

受験者数・合格者数・合格率

センターの公式実施結果によると、理容師は801人が受験して542人、美容師は4,660人が受験して3,024人が合格しました。

第54回理容師・美容師国家試験の受験申込者数、受験者数、合格者数、合格率をまとめた画像
第54回理容師・美容師国家試験の結果 ©︎資格会議メディア

合格率は、申込者ではなく受験者に対する合格者の割合です。

理容師67.7%・美容師64.9%という数値は試験全体の結果を示しており、個人の合否は受験番号で確認する必要があります。

令和7年度の延べ受験者数

年間の受験規模を見ると、令和7年度(2025年4月~2026年3月)は、理容師が延べ2,277人、美容師が延べ24,419人でした。

公式の事業報告書に掲載された、第52回と第53回の合計です。

令和7年度の第52回・第53回理容師・美容師国家試験の受験者数と年間合計をまとめた画像
令和7年度理容師・美容師国家試験の受験者数 ©︎資格会議メディア

この年間値には、令和8年度に実施された今回の第54回は含みません。

また、年度内の再受験を含む延べ人数であり、同じ人を除いて数えた人数ではありません。

合否は公式サイトで受験番号を入力して確認する

合格発表は9月30日午前9時から行われています。

公式サイトでの確認と、後日届く結果通知書の両方を押さえておきましょう。

受験票を用意して合格発表ページへ進む

センターの合格発表ページから、受験番号を入力して合否を確認できます。受験票に記載された番号を手元に用意し、理容師・美容師のどちらを受験したかを確かめて確認してください。

受験案内では、合格者の受験番号をセンターにも掲示すると案内しています。

一方、電話などによる合否結果の照会には応じていないため、結果の確認は公式サイトや郵送の通知書を利用しましょう。

結果通知書が10月13日までに届かない場合

試験結果の通知書は、合格者だけでなく受験申込者全員を対象に、合格発表日に発送する日程です。9月30日は発送日で、全員の手元に届く日ではありません。

理容師・美容師それぞれの第54回受験案内では、10月13日(火)までに届かなかった場合は、10月23日(金)までに連絡するよう求めています。

連絡先はセンター試験部(03-5579-6875)です。結果照会の電話と、通知書の未着についての連絡は区別してください。

筆記と実技、それぞれの合格基準も公表

第54回の筆記試験は、理容師・美容師ともに55問中60%以上、つまり33問以上の正答に加え、指定された各課目に無得点がないことが条件です。

総正答数だけを満たしても、すべての条件を満たしたとは限りません。実技試験では、両試験とも衛生上の取扱試験の減点が20点以下であることが必要です。

さらに理容師は基礎的技術試験の減点が40点以下、美容師はカッティングとワインディングの減点がそれぞれ30点以下という基準があります。

他方の免許を持ち、筆記試験の技術理論のみの受験を申し出た人は、12問中7問以上の正答が筆記の合格基準です。

自分の受験区分に合った条件を、第54回の公式合格基準で確認してください。

合格後は免許の新規登録申請を進める

国家試験に合格した人は、免許取得に向けた申請に進みます。

就職先への結果報告とあわせて、必要書類と最新の申請方法を確認しましょう。

合格だけでは理容・美容の業務はできない

理容師・美容師は、国家試験の合格後に免許を申請し、それぞれの名簿に登録されることで免許を受けます。

試験に合格しただけで、直ちに理容・美容の業務に従事できるわけではありません。

施術を担当する予定がある人は、免許登録の状況と勤務開始日を就職先に確認しておきましょう。免許ごとの仕事の違いは、資格会議の美容師と理容師の違いを比較した記事でも整理しています。

オンライン申請でも書類の郵送が必要

免許の新規登録は、センターのオンライン申請案内から手続きを進められます。事前のユーザー登録とキャッシュレス決済が必要です。

申請に向けて、発行から6か月以内の戸籍抄(謄)本または本籍入り住民票、診断から3か月以内の医師の診断書などを準備します。診断書は、センターが用意する様式を使うと、必要な診断項目を確認しやすくなります。

オンライン申請でも、登録免許税の収入印紙を指定用紙に貼ってアップロードし、審査完了後にシステムから送付の連絡を受けて、簡易書留で郵送する手続きがあります。

画面への入力だけで完了したと思わず、届いた案内に沿って最後まで進めてください。

登録後の働き方を考えたい人は、美容師免許を活かせる仕事の解説も参考にしながら、自分が担当したい施術や職場で求められる技術を整理しておくとよいでしょう。

まとめ

第54回の合格発表により、理容師・美容師国家試験を受けた人は、自分の結果を踏まえて免許申請や今後の学習を進められる段階になりました。

合格者は試験の合格と免許取得を区別し、就業予定に合わせて必要書類を準備するとともに、オンライン申請後に必要となる郵送手続きまで確認しておくことが大切です。

まず受験番号で合否を確認して結果通知書を保管し、10月13日までに通知書が届かない場合は、連絡期限の10月23日までにセンター試験部へ相談してください。

よくある質問

Q
すぐに免許申請をしないと、試験の合格は無効になりますか?

合格に有効期限はありません。ただし、理容・美容の業務を行うには免許登録が必要です。就業予定が決まっている人は、申請を先延ばしにせず準備を進めてください。

Q
免許証が交付されるまで、どのくらいかかりますか?

センターは、申請書の受付後おおむね2~4週間と案内しています。オンライン画面への入力完了から必ず同じ期間で届くという意味ではないため、書類の提出や審査の案内を確認してください。

Q
実技試験の減点や筆記試験の正答数を知ることはできますか?

センターの自己情報開示請求の案内に沿って請求できます。対象は実技の採点項目ごとの減点状況と筆記の正答数です。合格発表後に開示され、所定の請求書や本人確認書類、手数料が必要になります。

参考資料

記事URLをコピーしました