基本情報技術者試験、2026年8月分は4,699人が合格|合格率41.7%
情報処理推進機構(IPA)は2026年9月28日、8月に実施した基本情報技術者試験(FE)の合格者受験番号を公開しました。
試験終了時に評価点を確認していても、正式な合否は今回の発表で確かめる必要があります。
本記事では、8月受験分の合格発表の確認方法、合格証書の発送予定、結果を確認した後に取る行動を解説します。

8月受験分の合格者を発表
今回の発表対象は、2026年8月に基本情報技術者試験を受験した人です。
まず対象月を確かめ、公式の合格者一覧または受験者マイページで結果を確認しましょう。
4,699人が合格、合格率は41.7%
IPAが公表した8月分の統計によると、受験者11,257人のうち4,699人が合格し、合格率は41.7%でした。
応募者数と受験者数は異なり、合格率は実際に受験した人を分母にした数値です。

参考として、2025年度全体の受験者数は147,186人でした。今回の発表は年間集計ではなく8月の受験分なので、数字を見る際は集計期間を区別してください。
合否はIPAの一覧とマイページで確認
IPAの合格発表案内を開き、「基本情報技術者試験」の「令和8年8月受験」にある合格者受験番号一覧から確認できます。
同じページには情報セキュリティマネジメント試験や別の受験月も掲載されているため、試験名と年月を先に確認してください。

表の合格発表日、発送日、官報公示日は、それぞれ異なる手続きの日程です。合格証書の到着や官報への掲載を待たずに、9月28日から正式な合否を確認できます。
受験者マイページから確認する場合は、CBT-Solutionsの基本情報技術者試験ページを入口にすると、対象試験を取り違えにくくなります。
番号一覧の掲載は試験実施月から半年間で終了するため、後回しにせず確認しておきましょう。
試験直後の評価点との違い
基本情報技術者試験では、試験終了後に科目A・科目Bそれぞれの評価点が表示されます。
合格基準は各科目600点以上ですが、基準点を満たしたという表示だけで、その場で合格が確定するわけではありません。
CBT-Solutionsの公式FAQでは、経済産業大臣が合格者を決定した後に、IPAのサイトや受験者マイページで確認する仕組みと説明されています。試験当日に手応えがあった人も、勤務先への正式な報告などを行う前に、今回の合否を確かめてください。
合格証書の受け取りと提出準備
合格を確認したら、次は証書の受け取りと提出先の条件を整理します。
「合格証書」と、申請によって交付される「合格証明書」は別の書類です。
合格証書は10月15日発送予定
8月受験分の合格証書は、2026年10月15日に発送される予定です。
IPAは合格証書を簡易書留で送付すると案内しており、不在で受け取れない場合は郵便局で一時保管され、保管期間を過ぎるとIPAへ返送されます。
宛先不明や不在で返送された場合には再送手続きが必要となり、再送費用は合格者の負担です。
提出先が必要とする書類を確かめる
合格証書は合格者に交付され、再発行できません。一方、合格証明書は、合格者が申請した場合にIPAが交付する書類です。
資格手当、学校への報告、応募先への提出などで書類を求められたら、証書のコピーでよいのか、証明書が必要なのかを提出先へ確認してください。
合格証明書の申請はオンラインで行います。IPAの案内では、申請から発行可否の確認まで1週間程度、交付に必要な情報の入力と支払いを済ませた後、入金確認から郵送までさらに1週間程度かかります。
申請した当日に受け取れる書類ではありません。提出期限が証書の発送予定日より早い場合は、先に提出先へ事情を伝え、結果画面などで一時的に受け付けてもらえるかを相談しましょう。
結果を今後の学習や仕事につなげる
基本情報技術者試験は、ITサービスやシステム、ソフトウェアを作る人材に求められる基礎知識と技能を確かめる試験です。
合格後は、学んだ内容のうち、プログラム作成やシステムの設計・運用など、今後担当したい仕事に近い分野を実践していくと、次の学習目標を決めやすくなります。
仕事との結びつきを整理したい人は、資格会議の基本情報技術者で就職できる仕事・年収・将来性の解説も参考にしてください。
再受験する場合は、科目A・科目Bそれぞれの評価点を見て、どちらを重点的に復習するかを整理しましょう。科目別の結果を確認しておけば、すべての教材を最初からやり直す前に、復習時間の配分を考えられます。
まとめ
8月に基本情報技術者試験を受けた人は、今回の正式発表を確認することで、勤務先への報告や合格後の手続きを具体的に進められます。
書類の提出を予定している場合は、合格証書が手元に届く時期と提出期限を照らし合わせ、証書の写しと合格証明書のどちらが必要かを確認することが大切です。
まず合否を確認し、合格した人は証書の受け取りと必要書類の準備を、再受験する人は科目別の評価点を踏まえた復習計画の見直しを進めましょう。
よくある質問
- 片方の科目が600点以上なら、次回はその科目を受けなくてよいですか?
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今回の評価点を次回へ持ち越すことはできません。片方だけが基準点を満たして不合格となった場合は、次回も科目A・科目Bの両方を受験する必要があります。修了認定による科目A免除制度とは別の扱いです。

