英検デジタル証明書、合否を問わず無料に|9月15日15時から
公益財団法人日本英語検定協会は2026年9月10日、「英検®デジタル証明書」の無償発行対象を拡大し、9月15日(火)15時から新たな運用を開始すると発表しました。
2018年度以降の対象試験を受験した人は、合否にかかわらず、デジタル合格証明書またはデジタル英検CSEスコア証明書を無料で取得できるようになります。
本記事では、無料になる証明書や対象試験、受験者マイページからの取得方法、出願時の注意点を紹介します。

9月15日15時から無償発行対象を拡大
英検協会は2026年8月6日、同年9月中旬以降にデジタル証明書の無償発行対象を拡大する予定だと発表していました。
今回の発表により、開始日時が2026年9月15日15時に決まりました。
英検デジタル証明書は、英検の合格証明書や英検CSEスコア証明書をオンラインで確認・提出できる正式な証明書です。紙の証明書が届くのを待つ必要がなく、複数の提出先でも追加発行費用をかけずに利用できます。
変更内容は次のとおりです。

これまでは、デジタル合格証明書が発行されない人がデジタル英検CSEスコア証明書を取得するためには、有料の紙の英検CSEスコア証明書を申し込む必要がありました。
変更後は、紙の証明書を購入しなくても、デジタル英検CSEスコア証明書を無料で発行することができます。
2018年度以降に実施された5試験が対象
無償発行の対象となるのは、2018年度以降に次の試験を受験した人です。
- 英検(従来型)
- 英検S-CBT
- 英検S-Interview
- 英検CBT
- 英検2020 1 day S-CBT
合格者だけでなく、不合格だった人も対象です。ただし、失格などの理由により証明書発行の対象外となる場合があります。
合格者には、英検CSEスコアが記載されたデジタル合格証明書が無料で発行されます。そのため、通常はデジタル英検CSEスコア証明書を別に申し込む必要はありません。
一方、デジタル合格証明書が発行されない人には、取得したスコアを証明できるデジタル英検CSEスコア証明書が無料で発行されます。
なお、合格者が提出先の指定などによりデジタル英検CSEスコア証明書を必要とする場合は、受験者マイページから紙の英検CSEスコア証明書を購入すると、デジタル版もあわせて発行されます。
取得方法は受験者マイページから
デジタル証明書は、英検の受験者マイページから発行を依頼します。
取得までの流れは次のとおりです。
- 生涯学習アカウントで受験者マイページにログインする
- 対象となる受験情報・合否結果が表示されているか確認する
- 「デジタル証明書」タブを開く
- ページ下部から発行を依頼する
- 発行された証明書の内容を確認する
過去の申込方法や受験した試験によっては、受験者マイページに成績情報が表示されない場合があります。その場合は、申込・成績情報の引き継ぎ手続きが必要です。
画面イメージを含む詳しい取得手順は、9月15日以降に英検公式の案内ページへ掲載される予定です。
紙の証明書は引き続き有料
今回無料になるのは、デジタル英検CSEスコア証明書です。紙の英検CSEスコア証明書は、9月15日以降も有料となります。
また、デジタル証明書が正式な証明書であっても、すべての学校や企業が受け付けているとは限りません。入試や採用試験などで利用する場合は、提出先の募集要項を確認してください。
提出前には、次の項目も確認する必要があります。
- カナ氏名
- 生年月日
- 受験級
- 英検CSEスコア
- 提出先が指定する証明書の種類
- 共有キーまたはJSONファイルなどの提出方法
登録情報と出願時の情報が一致していない場合、提出先で受理されない可能性があります。
まとめ
英検デジタル証明書の無償発行対象は、2026年9月15日15時から拡大されます。
2018年度以降の対象試験を受験した人は、合否にかかわらず、デジタル合格証明書またはデジタル英検CSEスコア証明書を無料で取得できるようになります。
特に、不合格者などが英検CSEスコアを証明するために紙の証明書を購入する必要がなくなる点は、大きな変更です。過去のスコアを入試や資格取得歴の証明に利用したい人は、受験者マイページに対象の成績が表示されているか確認しておきましょう。
