電験三種、2026年度上期の試験結果をWeb公表|合格基準点と今後の手続き
電気技術者試験センターは2026年9月25日12時、令和8年度第三種電気主任技術者上期試験(電験三種)の合格者一覧の検索を開始しました。公式の検索画面で、対象試験と受験番号を指定して確認できます。
結果を確認した後は、試験に合格した人は免状の交付申請へ、残る科目がある人は次回受験の準備へ進みます。
本記事では、合格者検索の使い方、筆記方式の合格基準点、科目合格の確認で注意したい点、免状申請や下期試験の申し込みについて紹介します。

電験三種の上期試験結果を9月25日にWeb公表
今回のWeb公表は、2026年度上期の電験三種が対象です。公式の合格者受験番号検索には、第一種・第二種の一次試験とともに、第三種の上期試験が掲載されています。
電験三種は、電気設備の保安監督に関わる国家資格です。試験は理論・電力・機械・法規の4科目で構成され、全科目の合格と一部科目の合格を区別して結果を確認する必要があります。

Webで確認できる日と、通知書の発送日には間隔があります。10月19日は通知書の到着日ではありません。試験センターは、正式な結果について、届いた試験結果通知書で確認するよう案内しています。
発表日程は、福井県での試験延期に伴って変更されました。変更の経緯は、電験三種上期の合格発表日程の変更を伝えた記事で紹介しています。
合否を確認するときに押さえたい3つの点
結果を確認する際は、受験した試験の選択に加え、試験合格と科目合格の違いにも注意が必要です。検索手順、結果の読み方、公表済みの合格基準点を順に整理します。
「合格者一覧の検索」で受験番号を入力
検索画面では、「令和8年度第三種電気主任技術者上期試験」を選び、受験番号を半角英数字で入力して検索します。第一種・第二種の欄と取り違えず、受験票などの控えと照合して入力してください。
公式FAQによると、検索できる期間は試験ごとに異なり、画面に表示されている試験だけが対象です。後日確認する場合も、試験名と対象年度を確かめて利用しましょう。
試験合格と科目合格を分けて確認
電験三種は、4科目すべての合格がそろうと試験合格となります。一部の科目だけに合格した場合は科目合格となり、次回以降の受験でその科目の免除を申請できます。
8月30日までの受験者を対象としたマイページの臨時表示は、4科目合格の結果を示しています。「合格者一覧にありません」という表示だけで、すべての科目が不合格だったとは判断できません。再受験の計画を立てる際は、通知書で科目ごとの結果を確かめましょう。
筆記方式の合格基準点は4科目とも60点
試験センターが9月14日に公表した第三種上期試験・筆記方式の合格基準点は、次のとおりです。同じ発表に第一種・第二種の基準点も載っているため、第三種の欄を確認する必要があります。

試験結果の詳細は10月19日に公表予定とされています。9月25日時点では、合格者数や合格率の発表と、個人の合否を調べる検索サービスを混同せず、自分の結果を確認してください。
結果確認後は免状申請と下期受験の準備へ
結果を確認した後は、試験合格者と、残る科目を受験する人で次の行動が変わります。通知書を保管し、免状の交付申請や科目免除に必要な情報を整理しましょう。
試験合格者は免状の交付申請へ
試験合格者には、試験結果通知書とともに、免状交付申請書や申請要領などが送られます。免状を受け取るには交付申請が必要で、合格後に自動で交付されるものではありません。
申請書の提出先と交付手数料の払込先は、いずれも電気技術者試験センターです。公式案内では、交付までの目安を申請からおよそ2か月としています。仕事で免状の提出を求められる場合などは、この期間を見込んで準備してください。
資格を活かせる仕事も確認したい人は、第三種電気主任技術者(電験三種)で就職できる仕事も参考にしてください。
科目合格者は免除情報と下期の申込日程を確認
一部の科目に合格した人は、申請により、合格した科目の試験がその後最大で連続5回まで免除されます。次回の申し込みでは、通知書や公式の免除情報をもとに、免除を受ける科目を確認しましょう。
2026年度下期試験の申込受付は、11月9日(月)10時〜11月26日(木)17時の予定です。残る科目の学習を進めるとともに、第三種電気主任技術者試験の公式案内で、下期の受験案内や申し込み方法を確認してください。
まとめ
2026年度上期の電験三種は、全国共通の合格者検索を利用できる段階となり、受験者は自分の番号で結果を確認できます。
検索結果やマイページの4科目合格に関する表示だけで科目ごとの合否を決めつけず、10月19日発送予定の通知書も確認することが大切です。
試験合格者は同封の申請要領を読み、免状が必要な時期から交付申請の準備を進めてください。残る科目がある人は、科目免除の対象と有効な期間を整理し、11月に始まる下期試験の申し込みに備えましょう。


