【2026年最新】一陸技の過去問・解答PDF|何年分解けばいい?
一陸技は、第一級陸上無線技術士の略称で、無線工学の基礎、無線工学A、無線工学B、法規の4科目が出題される国家資格です。
一陸技の合格を目指すうえで過去問演習は重要ですが、「過去問はどこで見られるのか」「何年分解けばよいのか」「公式の解説はあるのか」と迷う人も多いでしょう。
本記事では、一陸技の最新過去問・正答PDFを試験期別に紹介し、過去の問題を入手する方法や、取り組む問題数の目安、科目別の過去問対策についても解説します。
一陸技の過去問・解答一覧
一陸技の試験問題と正答は、日本無線協会の公式サイトで公開されています。2026年9月14日時点では、令和8年(2026年)7月期と1月期の過去問を確認できます。
問題を解くときは、先に問題PDFを開き、解き終わってから「合格基準・正答」を確認しましょう。科目ごとに得点を記録しておくと、苦手な分野を把握しやすくなります。
令和8年(2026年)7月期
令和8年(2026年)1月期
※掲載状況は2026年9月14日時点です。個別のPDFが開けない場合は、日本無線協会「試験問題と解答」から「第一級陸上無線技術士」を選択してください。
日本無線協会が公開しているのは、試験問題と合格基準・正答です。
計算過程や選択肢ごとの詳しい解説は掲載されていないため、分からない問題は解説付きの問題集や参考書で確認しましょう。

一陸技の古い過去問を入手する方法
日本無線協会の公式サイトで公開されているのは、過去1年間に実施された試験問題と正答です。一陸技は1月期と7月期に実施されており、2026年9月14日時点では直近2期分を確認できます。
さらに古い過去問を解きたい場合は、情報通信振興会のサイトを利用するか、日本無線協会へ開示請求する方法があります。
情報通信振興会のサイトで探す
情報通信振興会が運営する「電波受験界」でも、一陸技の過去問と正答が公開されています。2026年9月14日時点では、令和6年1月期から令和8年7月期までの6期分を無料で確認できます。
より古い問題や詳しい解説が必要な場合は、市販の過去問題集を利用する方法もあります。
商品によって収録されている試験期や解説の詳しさが異なるため、購入前に収録範囲を確認しましょう。
日本無線協会へ開示請求する
日本無線協会では、Webでの掲載が終了した問題も、試験から3年間は保管しています。古い問題が必要な場合は、試験地を担当する同協会の事務所へ書面で開示請求できます。
開示請求には、1資格・1試験期につき300円の手数料と返信用の郵送料が必要です。試験問題が15枚を超える場合は、手数料300円に加えて1枚につき20円の費用がかかります。
費用や請求先は、申し込む前に日本無線協会「国家試験についてのFAQのQ8」で確認してください。
一陸技の過去問は何年分必要?
日本無線協会は、合格に必要な過去問の年数を公表していません。ただし、出題形式や主要な分野を一通り確認する目安として、まずは直近3〜4年分(6〜8期分)から取り組むとよいでしょう。
過去問は新しい試験期から順番に解き、間違えた問題や、正解したものの根拠を説明できなかった問題を繰り返し復習します。正答番号を覚えるだけでなく、計算過程や選択肢を判断した理由まで確認することが大切です。
一通り取り組んでも得点が安定しない場合は、すべての科目をさらに古い年度まで広げる必要はありません。苦手な科目や分野に絞って問題を追加すると、効率よく対策できます。
また、仕上げで現在の実力を確認できるように、手を付けていない過去問を1期分残しておくのがおすすめです。
一陸技の過去問を使った勉強方法
一陸技は、4科目の合計点ではなく、科目ごとに合格基準を満たす必要があります。過去問を採点するときも、総合点ではなく科目別の得点を確認しましょう。

過去問は、同じ方法で繰り返すのではなく、取り組む回ごとに目的を変えることが大切です。
1回目は出題形式をつかみ、2回目は間違えた理由を確認し、最後は本番と同じ条件で解きましょう。
1回目は出題形式をつかむ
最初は、正答や参考書を見ずに最新の過去問を解いてみましょう。この段階では時間を細かく意識せず、どのような問題が出るのか、自分がどこまで解けるのかを確認します。
答えが分からなかった問題だけでなく、勘で選んだ問題や、解くまでに時間がかかった問題にも印を付けておきましょう。正解していても根拠を説明できない問題は、復習が必要です。
2回目は間違えた理由を確認する
答え合わせでは、正答番号を確認するだけでなく、なぜ間違えたのかまで振り返ります。原因を分けておくと、復習する内容が分かりやすくなります。

公式PDFには詳しい解説が掲載されていないため、理解できない問題は解説付きの問題集や参考書で補いましょう。計算問題は途中式まで書き直し、時間を空けてから何も見ずに解けるか確認することが大切です。
3回目は本番と同じ時間で解く
仕上げでは、手を付けずに残しておいた過去問を使い、本番と同じ試験時間で解きます。途中で参考書や正答を確認せず、科目ごとに採点しましょう。
同じ問題を繰り返すと、内容を理解していなくても正答を覚えてしまうことがあります。
初見の問題で合格点を安定して取れない科目がある場合は、間違えた分野へ戻って復習してから、別の過去問で再確認してください。
科目別の過去問対策
一陸技は、科目によって問題の特徴が異なります。すべてを同じ方法で復習するのではなく、間違えた原因に合わせて対策しましょう。
過去問を解いた後は、科目ごとの得点だけでなく、どの分野で間違えたのかも記録します。苦手な分野が分かれば、必要な問題へ絞って解き直しやすくなります。
無線工学の基礎
無線工学の基礎では、電気物理・電気磁気、電気回路、半導体・電子回路、電気磁気測定など、幅広い分野から出題されます。過去問を「電界・磁界」「交流回路」「半導体」「測定」のように分け、正答率が低い分野を把握しましょう。
計算問題では、問題文の数値をすぐに公式へ当てはめず、最初に求める量と与えられた条件を整理します。その後、式を文字のまま立ててから数値と単位を代入すると、公式の選択ミスや単位換算の間違いを見つけやすくなります。
答え合わせでは、正解に至る式だけでなく、その公式を使える条件まで確認しましょう。その後、同じ公式を使う類題を1問解き、数値や問われ方が変わっても適用できるか確かめることが大切です。
無線工学A
無線工学Aでは、送受信機、変調・復調、デジタル伝送、電源、レーダーなど、無線設備の仕組みや性能に関する問題が出題されます。装置の名称だけでなく、それぞれがどのような役割を持つのかまで確認しましょう。
構成図がある問題は、入力信号が各ブロックでどのように変化し、最終的に何が出力されるのかを矢印に沿って整理します。各要素の役割を一言で書き込み、図を見ずに信号の流れを再現すると理解を深めやすくなります。
選択肢問題では、正解の文章だけを覚えず、誤っている語句を正しい語句へ直しておきましょう。S/NやC/N、利得・損失の計算問題は、各値が装置のどの段階を表すのかを構成図へ書き込み、計算する順序も整理します。
無線工学B
無線工学Bでは、アンテナ、給電線・導波管、電波伝搬、測定などが出題されます。間違えた問題を分野別に分け、どの公式や考え方を使う問題なのかを整理しましょう。
計算問題では、送信点と受信点、アンテナの高さ、距離、周波数、利得、損失などを図へ書き込んでから式を立てます。特に、真数とdB、WとmWなどを混同しやすいため、計算を始める前に単位と変換の有無を確認することが大切です。
文章問題は、「周波数が高くなると何が変わるか」「距離や高さが変わると何が増減するか」のように、原因と結果を組み合わせて整理します。関係を自分の言葉で説明できるようにすると、選択肢の一部が変わった問題にも対応しやすくなります。
法規
法規では、電波法や関連する規則を根拠とした問題が出題されます。間違えた問題を「免許・検査」「設備・安全」「運用」「無線従事者」のように分けると、苦手な範囲を把握しやすくなります。
選択肢を見直すときは、正解だけを暗記せず、誤っている部分を正しい内容へ書き換えましょう。「誰が」「どの条件で」「何をするのか」に加え、数値や期間、例外を分けて確認すると、正誤を判断した根拠が明確になります。
古い過去問は、法令改正の影響を受けている可能性があります。関連する条文をe-Gov法令検索で確認し、過去問の公式正答と現行法令が異なる場合は、受験対策では現行法令を基準に整理しましょう。
一陸技は過去問だけで合格できる?
一陸技は、過去問を中心に合格を目指すこともできます。ただし、電気・電子・通信の基礎がある人と、初めて無線工学を学ぶ人では、必要な勉強方法が異なります。
正答番号を覚えるだけでは、数値や条件が変わった問題に対応できません。過去問を解いた後に、計算過程や選択肢の根拠まで確認できるかを基準にしましょう。
過去問中心で進めやすい人
電気・電子・通信を学んだ経験があり、間違えた理由を自分で調べられる人は、過去問を中心に勉強を進めやすいでしょう。
最初に解いた過去問で合格点に近い点数が取れており、計算問題の途中式や選択肢の根拠も説明できる場合は、分からない分野だけ参考書へ戻る方法が効率的です。
ただし、同じ問題を繰り返したときの得点だけで判断するのは避けてください。仕上げ用に残した未演習の過去問を本番と同じ時間で解き、現在の実力を確認しましょう。
参考書を併用した方がよい人
初めて無線工学を学ぶ人や、正答を見ても計算過程が分からない人は、過去問だけで進めず、参考書や解説付き問題集を併用するのがおすすめです。
特に、公式の意味を理解しないまま数値を当てはめている場合や、同じ分野の問題で何度も間違える場合は、一度参考書へ戻って考え方を確認してから類題を解き直しましょう。

まとめ
一陸技の過去問と正答は、日本無線協会の公式サイトで過去1年間分が無料公開されています。2026年9月時点では、令和8年7月期と1月期の問題を科目別に確認できます。
過去問は、解いた年数や回数だけでなく、間違えた理由まで理解できているかが大切です。
正答番号だけを覚えず、計算過程や選択肢の根拠を確認しながら、苦手な科目を減らしていきましょう。
一陸技の過去問に関するよくある質問
- Q. 一陸技の過去問は無料で見られますか?
-
A. 日本無線協会の公式サイトで、過去1年間の試験問題と合格基準・正答を無料で確認できます。2026年9月時点では、令和8年7月期と1月期が公開されています。
- Q. 一陸技の過去問は何年分解けばよいですか?
-
A. 合格に必要な年数は公式に定められていません。まずは直近3〜4年分を目安に取り組み、間違えた問題を繰り返し解き直しましょう。初見の問題で合格基準に届かない科目がある場合は、その科目を中心に古い問題まで広げてください。
- Q. 公式の過去問に詳しい解説はありますか?
-
A. 公式サイトで公開されているのは、試験問題と合格基準・正答です。計算過程や選択肢ごとの詳しい解説は掲載されていないため、分からない問題は解説付き問題集や参考書で確認しましょう。
- Q. 1年以上前の過去問は入手できますか?
-
A. 日本無線協会では、Web掲載を終了した問題も、試験から3年間は保管しています。試験地を担当する事務所へ書面で開示請求できますが、手数料と郵送料が必要です。請求方法や費用は、申し込む前に日本無線協会へ確認してください。
参考資料
- 日本無線協会「試験問題と解答」
- 日本無線協会「国家試験についてのFAQ」
- 日本無線協会「問題数と試験時間」
- 日本無線協会「国家試験の合格基準」
- 電波受験界「第一級陸上無線技術士 過去の試験問題と解答」
※過去問の公開状況や開示請求の条件は変更される可能性があります。受験前に最新情報をご確認ください。

