やす子さんが子ども食堂のため食品衛生責任者の資格を取得|テストは満点
お笑い芸人のやす子さんは2026年9月7日、子ども食堂を開くために食品衛生責任者の資格を取得したことを、自身のXで公表しました。
同日放送された日本テレビ系の番組では、講習後の確認テストに満点で合格したことも紹介されています。
本記事では、やす子さんの報告内容と食品衛生責任者の役割・取得方法、子ども食堂で食品衛生の知識が重要な理由を紹介します。

やす子さんが食品衛生責任者を取得
やす子さんは9月7日、自身のX(SNS)で次のように報告しました。
実は子ども食堂を開くために
食品衛生責任者の資格を取得してました☺️ヒロミさん、職人さん、スタッフさん
暑い中本当にありがとうございました‼️すごく使いやすくて最高の食堂です#八王子リホーム#やすまったり#子ども食堂 pic.twitter.com/u8qlRdyPnn
— やす子 (@yasuko_sma) September 7, 2026
同日放送の日本テレビ系「ヒロミが解決!八王子リホーム」では、食品衛生責任者の講習を受ける様子が紹介され、確認テストで満点を取ったことも明らかになりました。
やす子さんは番組内で、学んだ内容にちなみ「芸能界で一番カンピロバクターに詳しい」と話し、笑いを誘っています。
やす子さんが開いた子ども食堂の名称は「やすまったり」です。2026年9月5日に初回を開催し、9月から週1回、無料で食事を提供する予定だと報じられています。
日本テレビによると、高校時代を児童養護施設で過ごしたやす子さんにとって、子ども食堂の開設はかねてからの夢で、自身で築45年の元スナック物件を借り、タレントのヒロミさんらが店舗を改装しています。
食品衛生責任者は食品施設の衛生管理を担う
食品衛生責任者は、飲食店などの食品を取り扱う施設で、衛生管理を担うための資格です。
ここでは、食品衛生責任者の役割と、資格を取得するまでの流れを紹介します。
食品営業施設ごとに責任者を選任
食品衛生責任者は、食品衛生法に基づき、食品を取り扱う営業施設で衛生管理を担う責任者です。
営業者の指示に従って施設の衛生管理を行い、必要な知識を継続して学ぶほか、営業者に改善を提案する役割があります。
飲食店などの営業者は、原則として施設ごとに食品衛生責任者を定める必要があります。ただし、子ども食堂については、開催頻度や運営方法、食事の提供形態などによって営業許可・届出の要否が異なります。
また、名称が似ている「食品衛生管理者」は、食肉製品など特定の食品を製造・加工する施設に置かれる別の資格です。
約6時間の養成講習会で取得できる
調理師や栄養士などの資格を持たない人は、自治体などが認める食品衛生責任者養成講習会を修了することで資格を取得できます。
東京都の養成講習会は約6時間で、標準的な科目と時間は次のとおりです。

やす子さんが満点だったと報じられたのは、この講習内容を確認するテストです。
東京都食品衛生協会の場合、会場で受ける講習とeラーニングが用意され、受講料はいずれも教材費を含めて1万2,000円です。
17歳以上で高校生ではない人が対象で、学歴や実務経験は問われません。実施方法や受講料、受講条件は地域によって異なるため、受講を希望する場合は営業地を管轄する自治体や食品衛生協会の案内を確認しましょう。
公式サイトに、地域による受験料や講習の受ける場所などの違いをまとめられているページはないため自分の地域を知りたい場合は「〇〇県 食品衛生協会 養成講習会」と調べてください。
子ども食堂で食品衛生の知識が重要な理由
子ども食堂で安全に食事を提供するには、運営形態に応じた手続きと、食中毒を防ぐための衛生管理が重要です。
ここでは、営業許可・届出の考え方と、食事を提供する際に意識したいポイントを解説します。
営業許可・届出の要否は開催形態で異なる
厚生労働省は、子ども食堂の運営を計画する段階で、地域を管轄する保健所へ相談するよう案内しています。
営業許可や届出が必要かどうかは、開催頻度や規模、調理場所、提供方法などによって判断が異なるためです。
このため、やす子さんの子ども食堂で食品衛生責任者の選任が法的に必要だったかどうかは、公表された情報だけでは判断できません。
一方、厚生労働省は子ども食堂の運営者に対し、食品衛生責任者養成講習会などを活用して食品衛生の知識を身につけることを勧めています。
食中毒を防ぐための準備につながる
子ども食堂で安全に食事を提供するには、調理当日だけでなく、献立づくりや食材の受け入れ、保管まで含めた衛生管理が欠かせません。
厚生労働省の案内では、主に次の点が挙げられています。
- 調理担当者の健康状態を確認する
- 調理前や生の肉・魚・卵を扱った後に手を洗う
- 食材を適切な温度で保管し、早めに使い切る
- 生ものと加熱済み食品を分けて扱う
- 肉や魚は中心部まで十分に加熱する
- 無理なく調理できる献立と提供数を設定する
食品衛生責任者の講習で学ぶ食中毒予防や衛生管理の知識は、こうした運営上の判断を支える基礎になります。
資格取得は、子どもたちに食事を提供する場を安全に続けていくための準備の一つといえるでしょう。
まとめ
やす子さんは、子ども食堂「やすまったり」を開くために食品衛生責任者を取得し、講習後の確認テストでは満点を取ったことを報告しました。
食品衛生責任者は、食品を扱う施設の衛生管理を担う責任者で、調理師や栄養士などの資格を持たない場合でも、約6時間の養成講習会を修了することで取得できます。
子ども食堂の営業許可・届出の要否は運営形態によって異なりますが、食中毒を防ぎ、安全に食事を提供するうえで食品衛生の知識は欠かせません。
やす子さんの資格取得は、長年の夢だった子ども食堂を継続していくための、実務的な一歩といえそうです。
