第66回気象予報士試験の合格発表|174人が合格、合格率4.3%
一般財団法人気象業務支援センターは2026年10月9日、令和8年度第1回(通算第66回)気象予報士試験の結果を発表しました。
受験者は公式PDFで合格者の受験番号を確認できます。学科・実技の合格基準も公表されているため、自己採点の結果とあわせて、今回適用された基準を確かめましょう。
本記事では、第66回試験の合格率と前回との比較、結果の確認方法、合否確認後に必要な手続きを紹介します。
第66回気象予報士試験の合格率は4.3%
第66回試験は、北海道、宮城県、東京都、大阪府、福岡県、沖縄県の6都道府県で実施されました。申請者4,544人のうち、実際に受験したのは4,087人で、合格率は4.3%でした。
前回の第65回試験と比較すると、受験者数は155人増えた一方、合格者数は34人減っています。
| 項目 | 第65回 | 第66回 |
|---|---|---|
| 試験日 | ||
| 申請者数 | 4,557人 | 4,544人 |
| 受験者数 | 3,932人 | 4,087人 |
| 合格者数 | 208人 | 174人 |
| 合格率 | 5.3% | 4.3% |
出典:気象業務支援センター「気象予報士試験実施状況」
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公表された合格率は、前回から1.0ポイント低下しました。合格率の分母は申請者数ではなく、実際の受験者数です。
また、表の人数はそれぞれの試験回の実績で、2026年の年間合計ではありません。
参考として、2025年1〜12月の受験者数は、第63回4,034人と第64回4,048人を合計した延べ8,082人です。
同じ人が両回を受験した場合は2人分として数えるため、年間の実人数ではありません。
合格率の変化だけで試験が難しくなったと判断することはできません。結果を振り返る際は、次に示す科目ごとの合格基準も確認してください。
今回の合格基準と結果の確認方法
気象予報士試験は、気象の予想を的確に行うための知識と能力を確かめる試験です。
学科2科目と実技試験があり、今回の基準と正式な合否の確認先を分けて見ていきましょう。
学科は各10問以上、実技は67%以上
第66回試験に適用された合格基準は、次のとおりです。
| 試験区分 | 第66回の合格基準 |
|---|---|
| 学科・ |
15問中 |
| 学科・ |
15問中 |
| 実技試験 | 総得点が |
出典:気象業務支援センター「第66回気象予報士試験の合格基準」
通常の目安は学科が各15問中11問以上、実技が70%以上ですが、難易度によって調整される場合があります。今回は、通常の目安と異なる合格基準が公表されている点に注意が必要です。
試験全体の合格には、学科の両科目が合格または免除となったうえで、実技試験の得点が基準に達する必要があります。
学科1科目だけの合格と、気象予報士試験全体の合格は区別してください。
合格者受験番号は公式PDFの5ページ目に掲載
第66回試験の合格者受験番号(公式PDF・5ページ目)は、試験地別に掲載されています。受験票を手元に置き、自分が受けた試験地の欄で番号を照合しましょう。
PDFの都道府県名は、住所ではなく試験地を表しています。
受験票が交付された人には、合格発表日を配達日指定とした圧着はがきも郵送されます。合格者には「気象予報士試験合格証明書」、不合格者や当日の欠席者には「気象予報士試験結果通知書」が送られます。
公表されるのは受験番号で、受験者の氏名ではありません。資格会議で紹介したM!LK曽野舜太さんの気象予報士試験への挑戦についても、今回の番号一覧だけから本人の合否を判断することはできません。
合否確認後に必要な手続き
気象予報士は国家資格で、試験合格後に登録の手続きがあります。
一方、試験全体では不合格でも学科に合格した人は、次回以降の科目免除を確認しましょう。
合格者は気象庁長官への登録を確認
気象予報士になるには、試験に合格したうえで気象庁長官の登録を受ける必要があります。
今回の合格者174人が、そのまま新たな登録者数になるわけではありません。
登録申請は合格後に随時受け付けています。合格証明書を大切に保管し、気象庁の登録申請案内で申請方法や必要書類を確認してください。
学科合格者は科目免除の対象期間を確認
学科試験の全部または一部に合格した人は、申請により、合格発表日から1年以内に行われる試験で合格科目が免除されます。
結果通知書には、学科の合否や免除の状況が記載されています。
次回以降の免除申請に必要なため、失くさずに保管しましょう。免除は自動的に適用されるものではなく、受験申請時の手続きが必要です。
まとめ
第66回気象予報士試験は174人が合格し、合格率は前回の5.3%から4.3%へ下がりましたが、受験者が結果を確認する際には、通常の目安から調整された今回の合格基準を見ることが大切です。
受験票と公式PDFの試験地別の番号一覧を照合し、郵送される合格証明書や結果通知書も確認してください。
合格した人は資格登録の準備へ、学科に合格した人は免除の対象期間と申請方法の確認へ進みましょう。
届いた書類はその後の手続きに必要になるため、合否を確かめた後も大切に保管してください。
よくある質問
- 合格発表日に通知が届かない場合はどうすればよいですか?
-
受験票を用意し、気象業務支援センター試験部へ連絡してください。第66回試験案内では、通知が配達されなかった場合の連絡を求めています。ただし、合否そのものを電話・ファクス・電子メールなどで回答することはできないとされています。
