【2026年版】一陸技の参考書おすすめ5選|過去問集・テキストの選び方も解説
一陸技は、第一級陸上無線技術士の略称で、無線設備や通信設備に関する高度な知識が問われる国家資格であり、放送、通信インフラ、無線設備の技術職を目指す人から注目されています。
一方で、一陸技は出題範囲が広く、参考書選びで迷いやすい資格でもあります。過去問集を買うべきなのか、科目別テキストまでそろえるべきなのか、計算問題対策として公式集が必要なのか、判断しにくい人も多いでしょう。
本記事では、一陸技の参考書・問題集の選び方と、おすすめの教材を目的別に解説します。
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一陸技とは?
一陸技(第一級陸上無線技術士)は、無線通信に関する高度な知識を証明できる国家資格です。
放送局や通信会社、防災無線、航空・鉄道・衛星通信など、社会を支えるさまざまな無線設備に関わる仕事で活かされます。
試験では、無線工学や法規など専門的な内容が問われるため、決して簡単な資格ではありません。そのため、これから一陸技の合格を目指す場合は、試験範囲や自分の理解度に合った参考書を選ぶことが大切です。

一陸技の参考書は何を基準に選ぶ?
一陸技の参考書は、解説のわかりやすさだけでなく、試験科目や自分の学習目的に合っているかを基準に選ぶことが大切です。
ここでは、一陸技の参考書を選ぶ際に確認しておきたいポイントを解説します。
ポイント1.試験科目を理解する
一陸技の参考書を選ぶときは、まず試験科目を理解しておくことが大切です。
一陸技の国家試験は、「無線工学の基礎」「無線工学A」「無線工学B」「法規」の4科目で構成されます。
無線工学の基礎では電気回路や電子回路、無線工学Aでは送受信機や通信方式、無線工学Bではアンテナや電波伝搬、法規では電波法などのルールが問われます。
学習の目的や理解度に応じた教材選びの目安は、次のとおりです。
| 教材の種類 | 向いている人 |
|---|---|
| 過去問解説集 | まず出題傾向を知りたい人、問題演習を中心に進めたい人 |
| 科目別テキスト | 苦手科目を基礎から理解したい人 |
| 公式集 | 計算問題に苦手意識がある人 |
| 完全マスター |
試験範囲を深く学びたい人、辞書的に使いたい人 |
電気・電子・通信の基礎がある人は、まず過去問解説集で出題内容と自分の理解度を確認しましょう。
解説を読んでも理解しにくい分野があれば、必要な科目のテキストを追加すると、教材を絞って学習を進められます。
基礎に不安がある人は、科目別テキストと過去問解説集を併用する方法もあります。専門用語や式の意味をテキストで確認し、対応する問題を解きながら理解を深めましょう。
ポイント2.目的別に選ぶ
一陸技の参考書・問題集は、出題傾向の把握や基礎の理解など、学習の目的に合わせて次のように選び分けましょう。
| 目的 | 参考書・問題集の例 |
|---|---|
| 出題傾向を知りたい | 過去問解説集 |
| 基礎から理解したい | やさしく学ぶ |
| 計算公式の使い方を確認したい | 重要公式 |
| 苦手科目を詳しく学びたい | 完全マスター |
| 法規を重点的に学びたい | 法規の科目別テキスト |
教材を追加するときは、今の教材で理解できない部分を補えるかを基準にしましょう。
目次や試し読みで、自分の苦手分野が扱われているか、解説を理解できるかを確かめてから選ぶとよいでしょう。
公式集を使う場合も、式を覚えるだけでなく、例題や過去問で使い方を確認することが大切です。知識を整理する本と、問題を解いて定着させる本の役割を分けて活用しましょう。
ポイント3.一陸特の参考書と間違えない
一陸技の参考書を購入するときは、一陸特の参考書と間違えないように注意しましょう。

一陸技は「第一級陸上無線技術士」、一陸特は「第一級陸上特殊無線技士」を指します。どちらも無線従事者資格であり、名前も似ていますが、試験内容や難易度は異なります。
Amazonや楽天などで検索すると、一陸技と一陸特の参考書が混ざって表示されることがあります。
特に「無線」「陸上」「第一級」といった言葉が共通しているため、急いで購入すると間違えやすいです。
購入前には、書籍タイトルに「第一級陸上無線技術士」または「一陸技」と書かれているかを確認しましょう。「第一級陸上特殊無線技士」や「一陸特」と書かれているものは、一陸技対策用ではありません。
一陸技におすすめの参考書・問題集5選
1位|第一級陸上無線技術士試験 吉川先生の過去問解答・解説集
- 出版社・著者
- オーム社/吉川忠久 著
- 紹介している版
- 2026-2027年版
- 紙の定価・ページ数
- 3,520円(税込)/816ページ・A5判
- 収録範囲
- 2023年1月期〜2025年7月期の全8回分
無線工学の基礎・無線工学A・無線工学B・法規
一陸技の4科目をまとめて演習したい人の候補になる、オーム社の過去問題集です。2026-2027年版は、2023年1月期〜2025年7月期の全8回分を科目別に収録。問題を解いてから解説を確認し、苦手な科目や分野を見つける使い方ができます。
各科目の出題傾向を整理した表に加え、解答のテクニックや暗記のポイント、類題の傾向も掲載されています。付録には2022年7月期以前の問題から抜粋した問題もあり、過去問演習とあわせて確認できます。
注意したいのは、816ページの過去問題集であることです。電気・電子・通信の基礎から順に学びたい人は、解説だけでは理解しにくい箇所を科目別テキストで補う使い方も考えましょう。
編集部の選び方
まず過去問を解いて出題形式をつかみ、4科目の対策を進めたい人に向いています。問題演習でつまずいた分野は、科目別テキストで補いながら進める使い方がおすすめです。
書誌情報・仕様:オーム社の公式書籍ページ(2026年10月11日確認)。「編集部の選び方」は公式仕様を踏まえた編集部の判断です。
2位|一陸技 過去問・解説集
- 出版社
- 情報通信振興会
- 紹介している版
- 令和4年1月期〜令和6年7月期収録版
ISBN:978-4-8076-1007-5 - 紙の販売価格・ページ数
- 3,465円(税込)/828ページ・A5判
- 収録範囲
- 2022年1月期〜2024年7月期の全10回分
無線工学の基礎・無線工学A・無線工学B・法規
まとまった回数の過去問を解きたい人に向いている、情報通信振興会の問題集です。4科目の国家試験問題を全10回分収録し、正答と解説を掲載。問題演習を重ねながら、自分がつまずきやすい分野を確認できます。
過去17回分の出題内容を整理した「出題状況表」に加え、解き方のポイントや数学公式なども掲載されています。関連知識を深めたいときに使える「完全マスター」シリーズの参照ページも紹介されているため、同シリーズと組み合わせて学習したい人にも候補になります。
注意したいのは、収録期間が2022年1月期〜2024年7月期であることです。これより後の試験問題は含まれていないため、受験前には収録後の問題も別途確認しましょう。出版社も、直近の問題にはプリント速報版の利用を案内しています。
編集部の選び方
過去問の演習量を確保しながら、出題された分野を整理して復習したい人に向いています。「完全マスター」シリーズを使っている人は、参照ページを手がかりに理解が足りない分野を補う使い方もできます。
書誌情報・仕様:情報通信振興会の公式書籍ページ(2026年10月11日確認)。「編集部の選び方」は公式仕様を踏まえた編集部の判断です。
3位|やさしく学ぶシリーズ
科目ごとに理解を深めたい人向けの、4冊の参考書シリーズです。必要な科目を補う本を選べます。4冊はそれぞれ別売りです。
やさしく学ぶ 無線工学の基礎
- 出版社・著者
- オーム社/吉川忠久 著
- 紹介している版
- 改訂3版(2022年5月25日発売)
紙版ISBN:978-4-274-22852-0 - 紙の定価・ページ数
- 3,300円(税込)/328ページ・A5判
- 対応科目
- 無線工学の基礎
電気物理・電気回路・半導体/電子管・電子回路・電気磁気測定
「無線工学の基礎」を、図と解説を使って学びたい人に向いている科目別テキストです。電気物理から電気磁気測定までを5章に分けて扱い、初めて学ぶ人や独学する人にも理解しやすいように構成されています。
改訂3版では、2017年以降の試験問題を分析し、新しい傾向の問題を取り入れています。解き方のポイントや考え方、公式の使い方についても説明を充実させているため、公式の暗記だけで進めることに不安がある人にも候補になります。
扱うのは「無線工学の基礎」の1科目です。4科目をまとめた過去問題集と組み合わせ、わからなかった分野をこの本で学び直す使い方もできます。学習時には、出版社が公開している正誤表もあわせて確認しましょう。
編集部の選び方
過去問の解説を読んでも、電気回路や公式の使い方がつかみにくい人に向いています。「無線工学の基礎」を補う1冊として選び、理解した内容を過去問でも確かめながら進めるとよいでしょう。
書誌情報・仕様:オーム社の公式書籍ページ(2026年10月11日確認)。「編集部の選び方」は公式仕様を踏まえた編集部の判断です。
やさしく学ぶ 無線工学A
- 出版社・著者
- オーム社/松井章典・吉川忠久 著
- 紹介している版
- 改訂3版(2022年4月26日発売)
紙版ISBN:978-4-274-22850-6 - 紙の定価・ページ数
- 3,300円(税込)/356ページ・A5判
- 対応科目
- 無線工学A
変調・復調、デジタル伝送、送受信機、通信システム、デジタル放送、電源、測定
「無線工学A」を科目ごとに学び直したい人向けのテキストです。変調と復調、デジタル伝送、送信機・受信機などを8章に分け、通信システムやデジタル放送、電源、無線設備の測定まで扱っています。
改訂3版は、2017年以降の試験問題を分析して、新しい傾向の問題を取り入れたものです。図を交えた説明に加え、問題の考え方や公式の使い方も学べるため、解法だけを覚える学習から一歩進めたいときに候補になります。
4科目をまとめた問題集とは異なり、この本が扱うのは「無線工学A」です。過去問でつまずいた装置や伝送方式を調べ直し、仕組みを整理してから問題に戻る使い方もできます。
編集部の選び方
変調方式や送受信機の仕組みがつかめず、過去問の解説だけでは理解が進みにくい人に向いています。「無線工学A」の苦手分野を補う1冊として使い、図と説明を確認したあとに過去問を解き直すとよいでしょう。
書誌情報・仕様・表紙:オーム社の公式書籍ページ(2026年10月11日確認)。「編集部の選び方」は公式仕様を踏まえた編集部の判断です。
やさしく学ぶ 無線工学B
- 出版社・著者
- オーム社/吉川忠久 著
- 紹介している版
- 改訂3版(2022年5月13日発売)
紙版ISBN:978-4-274-22851-3 - 紙の定価・ページ数
- 3,300円(税込)/344ページ・A5判
- 対応科目
- 無線工学B
アンテナの理論・実際、給電線と整合回路、電波伝搬、測定
アンテナや電波伝搬を、図と解説で学びたい人向けの「無線工学B」のテキストです。アンテナの理論と実際、給電線と整合回路、電波伝搬、測定の5章で構成されています。
改訂3版では、2017年以降の試験問題を分析して、新しい傾向の問題を取り入れています。問題の解き方だけでなく、考え方や公式の使い方も扱うため、式を暗記していても問題への当てはめ方がわからない場合の学び直しに使えます。
この1冊で扱うのは「無線工学B」です。4科目の過去問題集と組み合わせ、アンテナや給電線などの理解を補う科目別テキストとして選ぶと、役割を分けて学習できます。
編集部の選び方
アンテナや給電線のイメージが浮かばず、公式の使い分けで迷いやすい人に向いています。「無線工学B」の苦手な章を読み、図で仕組みを整理してから過去問に取り組む使い方がおすすめです。
書誌情報・仕様・表紙:オーム社の公式書籍ページ(2026年10月11日確認)。「編集部の選び方」は公式仕様を踏まえた編集部の判断です。
やさしく学ぶ 法規
- 出版社・著者
- オーム社/吉村和昭 著
- 紹介している版
- 改訂3版(2022年5月24日発売)
紙版ISBN:978-4-274-22853-7 - 紙の定価・ページ数
- 3,080円(税込)/240ページ・A5判
- 対応科目
- 法規
電波法の概要、無線局の免許・運用、無線設備、無線従事者、業務書類等、監督等
「法規」を分野ごとに整理しながら学びたい人向けの科目別テキストです。電波法の概要から、無線局の免許、無線設備、無線従事者、無線局の運用、業務書類、監督までを7章で扱っています。
改訂3版は、2017年以降の試験問題を分析し、新しい傾向の問題を取り入れたものです。図を用いた説明と問題の考え方を確認しながら、用語や規定を分野ごとに学び直せます。
2022年刊行の本です。法規は改正によって扱いが変わる場合があるため、この本の内容だけで受験時点の法令を判断せず、受験に適用される法令や出版社の訂正情報もあわせて確認してください。
編集部の選び方
過去問の正誤を覚えるだけになり、免許・運用・無線従事者などの規定を整理しにくい人に向いています。分野別の説明で理解を補いながら、受験時点に対応する法令と過去問で確認していくとよいでしょう。
書誌情報・仕様・表紙:オーム社の公式書籍ページ(2026年10月11日確認)。「編集部の選び方」は公式仕様を踏まえた編集部の判断です。
4位|無線従事者試験 重要公式ポケットブック
- 出版社・著者
- オーム社/吉川忠久 著
- 紹介している版
- 改訂2版
ISBN:978-4-274-22945-9 - 紙の定価・ページ数
- 1,980円(税込)/224ページ・B6判
- 収録分野
- 無線工学の基礎・無線工学A・無線工学B
数学公式集も収録
過去問を解くたびに公式を探し直してしまう人に向いている、計算問題の復習用の1冊です。公式の説明と過去問を使った例題を、テーマごとに見開き2ページで確認できます。間違えた問題の公式と使い方をセットで見直す補助教材として候補になります。
対象は一陸技・二陸技・一陸特・一アマの4資格です。公式ごとに対象資格のマークが付いているため、一陸技の学習では自分の受験資格に対応した箇所を選んで確認しましょう。無線工学の3分野に加え、計算の土台になる数学公式も収録されています。
B6判なので、持ち歩いて公式を復習したい人にも選びやすいサイズです。学習するときは、式を眺めるだけで終わらせず、過去問に戻って自力で解けるかまで確認するとよいでしょう。法規や試験全体の演習は、別のテキスト・過去問集と組み合わせて進めてください。
編集部の選び方
過去問演習で「どの公式を使うのか」で止まってしまう人におすすめです。まず問題集で苦手な計算を見つけ、この本で該当する公式を復習する使い方が向いています。導出や基礎理論から学び直したい場合は、科目別テキストも併用しましょう。
書誌情報・仕様:オーム社の公式書籍ページ(2026年10月11日確認)。「編集部の選び方」は公式仕様を踏まえた編集部の判断です。
5位|完全マスターシリーズ
苦手な分野を科目ごとに補強したい人向けの参考書シリーズです。ここでは「無線工学の基礎」「無線工学A」「無線工学B」の3冊を紹介します。3冊はそれぞれ別売りです。
一陸技 無線工学の基礎 完全マスター
- 出版社・著者等
- 情報通信振興会/情報通信振興会 編
- 紹介している版
- 第2版(2021年12月10日発行)
ISBN:978-4-8076-0951-2 - 紙の価格・ページ数
- 3,740円(税込)/437ページ・A5判
- 対応科目
- 無線工学の基礎
電気磁気・電気回路・半導体/電子管・電子回路・デジタル回路・電気磁気測定
電気磁気や回路の理論を、科目の範囲に沿って学び直したい人向けの参考書です。静電界や電流、交流回路から半導体、電子回路、測定まで、「無線工学の基礎」を15章で扱っています。
437ページの構成で、付録には公式集や図記号表などを収録しています。過去問で理解があいまいだった分野を目次から探し、説明を確認してから問題を解き直す使い方ができます。
扱うのは「無線工学の基礎」の1科目です。最初から全ページを読み進める負担が大きい場合は、電気回路やデジタル回路など、今の学習で必要な章から取り組むとよいでしょう。試験全体の演習には、過去問集も組み合わせてください。
編集部の選び方
過去問の解説だけでは、電気磁気や回路の考え方を整理しきれない人に向いています。苦手な問題に関係する章を読み、公式の意味と使い方を確認してから演習に戻る、科目別の補強用としておすすめです。
書誌情報・仕様・表紙:情報通信振興会の公式書籍ページ(2026年10月11日確認)。 編者:出版社の図書目録。「編集部の選び方」は公式仕様を踏まえた編集部の判断です。
一陸技 無線工学A【無線機器】完全マスター
- 出版社・著者等
- 情報通信振興会/一之瀬優 監修・著/平和昌 著
- 紹介している版
- 第6版(2026年2月18日発行)
ISBN:978-4-8076-1021-1 - 紙の価格・ページ数
- 3,630円(税込)/414ページ・A5判
- 対応科目
- 無線工学A
増幅・変調、送受信機、デジタル無線伝送、衛星通信、放送、航空支援システム、電源、測定
送受信機や通信システムを、仕組みから理解したい人向けの「無線工学A」の参考書です。増幅・変調の理論、送信機、受信機に加え、衛星通信や放送システム、航空支援システムなどを11章で扱っています。
第6版は2026年2月発行です。基本的な技術の解説に加え、デジタル無線伝送に重点を置き、近年利用が進む無線通信システムも取り上げています。付録の公式集も、学習した内容の確認に使えます。
この本が扱うのは「無線工学A」です。過去問を解いて理解が足りない装置や方式を見つけ、その章で整理し直す使い方が向いています。出題分野をひととおり確認したいときにも候補になります。
編集部の選び方
送受信機の動作やデジタル伝送方式を、用語の暗記だけで済ませたくない人に向いています。過去問でつまずいた分野から読み進め、各方式の違いや装置の役割を説明できるか確かめながら使うとよいでしょう。
書誌情報・仕様・表紙:情報通信振興会の公式書籍ページ(2026年10月11日確認)。「編集部の選び方」は公式仕様を踏まえた編集部の判断です。
一陸技 無線工学B【アンテナと電波伝搬】完全マスター
- 出版社・著者等
- 情報通信振興会/一之瀬優 著
- 紹介している版
- 第4版(2014年7月発行)
ISBN:978-4-8076-0755-6 - 紙の価格・ページ数
- 3,520円(税込)/433ページ・A5判
- 対応科目
- 無線工学B
アンテナ理論・各種アンテナ・給電線・整合回路・導波管・電波伝搬・測定
アンテナや給電線、電波の伝わり方をまとめて確認したい人向けの「無線工学B」の参考書です。電波の発生・放射から各種アンテナ、給電線、整合回路、電波伝搬、測定までを22章で扱っています。
433ページの構成で、導波管やストリップ線路、地上波・対流圏・電離層の伝搬なども収録しています。付録には公式集と図記号表があり、分野ごとに用語や式を整理したいときにも使えます。
出版社が案内しているのは2014年7月発行の第4版です。最近の出題傾向は新しい過去問集で確かめながら、この本をアンテナや伝搬の理論を補う1冊として組み合わせるとよいでしょう。
編集部の選び方
アンテナの種類や給電線の性質が混ざってしまい、過去問の選択肢を根拠をもって判断しにくい人に向いています。苦手な分野を章ごとに確認し、過去問で問われた違いを整理する使い方がおすすめです。
この参考書の価格・在庫を確認する
上記は出版社公式の紙版の価格・仕様です。Yahoo!ショッピングのリンク先は中古品で、版・ISBNは商品ページで確認できていません。購入前に対象の版・形式・状態・価格・在庫をご確認ください。
書誌情報・仕様・表紙:情報通信振興会の公式書籍ページ(2026年10月11日確認)。「編集部の選び方」は公式仕様を踏まえた編集部の判断です。
まとめ
一陸技の参考書を選ぶなら、まずは過去問解説集を中心に考えるのがおすすめです。
一陸技は出題範囲が広いため、最初からすべての参考書をそろえる必要はありません。まず過去問を解いて、出題形式や自分の苦手科目を把握しましょう。
そのうえで、理解が足りない科目だけ「やさしく学ぶ」シリーズや「完全マスター」シリーズで補強すると、効率よく学習を進めやすくなります。
一陸技の参考書選びで大切なのは、有名な本をすべて買うことではありません。過去問集を軸にしながら、自分の苦手分野に合わせて必要な教材を追加することが、合格に向けた現実的な進め方です。

一陸技の参考書に関するよくある質問
- Q. 一陸技は市販の参考書を使って独学で対策できますか?
-
A. 市販の参考書と過去問集を使って独学で対策することは可能です。初学者は、図や計算過程の説明を読んで理解できるかを、通販サイトや出版社の試し読みで確認しましょう。電気・電子の基礎に不安がある場合は、「無線工学の基礎」のテキストを併用すると取り組みやすくなります。
- Q. 一陸技は過去問集だけでも勉強できますか?
-
A. 解説に出てくる用語や計算の進め方を理解できる人は、過去問集を中心に学習できます。ただし、正答番号や解法を丸暗記するだけでは、条件が変わった問題に対応しにくくなります。解説を読んでもわからない分野がある場合は、その科目の参考書で補いましょう。
- Q. 古い版や中古の参考書を使っても大丈夫ですか?
-
A. 基礎理論の確認に使える場合はありますが、購入前に版・発行年・過去問の収録期間を確認しましょう。特に法規は、発行後の法令改正に対応しているかの確認が必要です。古い教材を使う場合も、最近の試験問題や出版社の正誤表・補足情報を併せて確認してください。
- Q. 参考書を買う前に、一陸技の過去問を無料で確認できますか?
-
A. 日本無線協会が公開している試験問題と正答を無料で確認できます。掲載先は、一陸技の過去問・解答PDFをまとめた記事でも紹介しています。実際の問題を見てから教材を選ぶと、自分に必要な解説の詳しさを判断しやすくなります。
- Q. 最初から4科目すべての参考書を購入する必要はありますか?
-
A. 科目別の参考書を一度にそろえる必要はありません。4科目を収録した過去問集を軸に、理解が足りない科目のテキストを追加する方法があります。科目免除を利用する人は、免除の対象となる資格や条件を確認し、受験が必要な科目に合わせて教材を選びましょう。
- Q. 一陸特の参考書を一陸技の試験対策に使えますか?
-
A. 一陸特専用の参考書だけで一陸技対策を済ませるのはおすすめしません。一陸技と一陸特では、試験科目や出題内容が異なります。ただし、複数資格に対応した公式集などは共用できるため、対象資格に「一陸技」が含まれているか確認しましょう。
参考資料
試験情報や掲載教材の内容・改訂情報は、以下の公式ページをご確認ください。
・日本無線協会「試験科目・合格基準等」
・日本無線協会「試験問題と解答」
・オーム社『2026-2027年版 第一級陸上無線技術士試験 吉川先生の過去問解答・解説集』
・情報通信振興会『一陸技 過去問・解説集』
・オーム社『やさしく学ぶ 無線工学の基礎(改訂3版)』
・オーム社『やさしく学ぶ 無線工学A(改訂3版)』
・オーム社『やさしく学ぶ 無線工学B(改訂3版)』
・オーム社『やさしく学ぶ 法規(改訂3版)』
・オーム社『無線従事者試験 重要公式ポケットブック(改訂2版)』
・情報通信振興会『一陸技 無線工学の基礎 完全マスター』第2版
・情報通信振興会『一陸技 無線工学A【無線機器】完全マスター』第6版
・情報通信振興会『一陸技 無線工学B【アンテナと電波伝搬】完全マスター』第4版
書籍の改訂状況や正誤情報は、購入時・学習時に各出版社の公式案内をご確認ください。
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